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朝井リョウの最新刊『生殖記』が重版決定!金原ひとみさんや綿矢りささんの推薦コメントも公開!

朝井リョウ『生殖記』

今度の語り手、何かが違う――。『正欲』以来、3年半ぶりの新作『生殖記』が発売

直木賞受賞作家、朝井リョウさんの3年半ぶりの新作長篇小説となる『生殖記』が、10月2日(水)に発売されました。

発売直後からSNS上では「語り手の正体が衝撃的!」、「何も知らない状態でよめてよかった」、「えらいものを読んでしまった……」などの口コミが次々に寄せられ、話題となっています。このたび、発売たちまち重版が決定しました。

本作は、2022年~2023年にかけて北海道新聞、河北新報、東京・中日新聞、西日本新聞にて連載されていた作品ですが、刊行にあたって大幅な加筆修正が行われています。連載を読まれていた方も、ぜひ改めてお手にとってお楽しみください。

朝井リョウ『生殖記』『生殖記』
著者:朝井リョウ
発売日:2024年10月2日
発行所:小学館
定価:1,870円(税込)
ISBN:9784093867306

とある家電メーカー総務部勤務の尚成は、同僚と二個体で新宿の量販店に来ています。
体組成計を買うため――ではなく、寿命を効率よく消費するために。
この本は、そんなヒトのオス個体に宿る◯◯目線の、おそらく誰も読んだことのない文字列の集積です。

(小学館公式サイト『生殖記』より)

 

『生殖記』推薦コメント

朝井リョウ『生殖記』

・金原ひとみさん(作家)

この先人間について考える時、私はこの小説から授かった根源的な視点を取り入れずにはいられないだろう。恐ろしいほどの呪いと解放を得る読書体験。

・綿矢りささん(作家)

必要とされるだけ幸せだよ…この言葉に接するたびに感じていた違和感の正体を、『生殖記』が暴いてくれた。

・國分功一郎さん(哲学者、東京大学教授)

ギョッとする設定で展開される、エンサイクロペディア的な〈暇と退屈の文学〉。一息に読んでしまいました。

・魚豊さん(マンガ家)

なんだこれ! 語られなかった対象、語らなかった主体それらが紙面で出会う時、全く新しい読書体験が始まる——徒然なる賢者によるエクストリーム日常系! 混迷の令和に満を持して登場!

 

発売記念TVCMと冒頭の試し読みも公開中!

特設サイトにて、発売記念のTVCMと冒頭の試し読みが公開されています。TVCMのナレーションを務めるのは、声優の津田健次郎さんです。

さらに、「まさかの語り手に衝撃、これ何人称?」「とんでもなく救われた」「朝井リョウに自身を見透かされた」など、いちはやく読んだ書店員さんの熱い感想も特設サイトにて公開中です。

〉『生殖記』特設サイトは こちら

 

著者のプロフィール

朝井リョウ

あさい・りょう。1989年生まれ。岐阜県出身。2009年『桐島、部活やめるってよ』で小説すばる新人賞を受賞してデビュー。『何者』で直木賞、『世界地図の下書き』で坪田譲治文学賞、『正欲』で柴田錬三郎賞を受賞。同作は50万部を超えるベストセラーとなり、映画化もされた。著書に『少女は卒業しない』『世にも奇妙な君物語』『死にがいを求めて生きているの』『スター』ほか多数。

 

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