今度の語り手、何かが違う――。『正欲』以来、3年半ぶりの新作『生殖記』が発売
直木賞受賞作家、朝井リョウさんの3年半ぶりの新作長篇小説となる『生殖記』が、10月2日(水)に発売されます。
2021年に刊行された前作の『正欲』は、発売直後から「読む前の自分には戻れない」と口コミが広がり、話題となりました。第34回柴田錬三郎賞受賞、ダ・ヴィンチプラチナ本 OF THE YEAR 2021選出、本屋大賞ノミネートと各文学賞を席巻し、さらには稲垣吾郎さん、新垣結衣さんの共演で映画化もされ、累計発行部数50万部を突破するベストセラーとなっています。
新刊の『生殖記』は、2022年~2023年にかけて北海道新聞、河北新報、東京・中日新聞、西日本新聞にて連載されていた作品ですが、刊行にあたって大幅な加筆修正が行われています。連載を読まれていた方も、ぜひ改めてお手にとってお楽しみください。
『生殖記』
著者:朝井リョウ
発売日:2024年10月2日
発行所:小学館
定価:1,870円(税込)
ISBN:9784093867306
発売記念TVCMと冒頭の試し読みが解禁!
特設サイトにて、発売記念のTVCMと冒頭の試し読みが解禁されました。TVCMのナレーションを務めるのは、声優の津田健次郎さんです。
さらに、「まさかの語り手に衝撃、これ何人称?」「とんでもなく救われた」「朝井リョウに自身を見透かされた」など、いちはやく読んだ書店員さんの熱い感想も特設サイトにて公開されています。
〉『生殖記』特設サイトは こちら
著者のプロフィール
朝井リョウ
あさい・りょう。1989年生まれ。岐阜県出身。2009年『桐島、部活やめるってよ』で小説すばる新人賞を受賞してデビュー。『何者』で直木賞、『世界地図の下書き』で坪田譲治文学賞、『正欲』で柴田錬三郎賞を受賞。同作は50万部を超えるベストセラーとなり、映画化もされた。著書に『少女は卒業しない』『世にも奇妙な君物語』『死にがいを求めて生きているの』『スター』ほか多数。
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