
- 世界の一流は「平日」の夜に何をしているのか
- 著者:越川慎司
- 発売日:2026年08月
- 発行所:クロスメディア・パブリッシング
- 価格:1,815円(税込)
- ISBNコード:9784295412397
『世界の一流は「平日」の夜に何をしているのか』の要点
1.一流は、仕事が終わったから帰るのではなく、帰る時間を先に決め、その通りに行動している。「今日の業務はここまで」と境界線を引くことで、翌日の生産性を最大限に高めている。
2.平日の夜を無計画に過ごすと、脳は十分に休息できない。一流は、翌日の成果や幸福感につながる過ごし方を意識的に設計している。
3.世界の一流は、月曜日の朝に、その週の最優先の仕事を2つ決めて予定に組み込む。そして、火曜日と水曜日に仕事のピークが来るよう、平日の5日間を設計している。
『世界の一流は「平日」の夜に何をしているのか』レビュー
平日の夜は、単なる「仕事が終わった後の時間」ではない。休日と同じように、自分自身や大切な人のために使うべき時間なのだ――。本書を読んで、その当たり前の事実を見落としていたことに気づかされた。
著者の越川慎司氏は、マイクロソフト米国本社で業務執行役員などを務めた後、株式会社クロスリバーを設立。800社以上の働き方改革を支援し、世界のエグゼクティブやトップ人材への調査を重ねてきた。そうした知見をもとに執筆した『AI分析でわかったトップ5%社員の習慣』や『世界の一流は「休日」に何をしているのか』なども、多くのビジネスパーソンから支持を集めている。
本書は、単なる時間術の本ではない。1週間を設計する考え方から、夜のルーティン、幸福感を残して眠る工夫まで、「明日の自分をつくる技術」が一冊にまとめられている。特に、「仕事は終わらせるものではない。切り上げるものだ」という考え方は、多くの人をハッとさせるだろう。
帰宅後を「今日をいい形で終えるため」の時間として設計している点にも考えさせられた。デジタル・サンセットや1日の振り返りなど、どれも、日々の過ごし方を大きく変える力を持っていそうだ。
ただ忙しいだけの毎日を変えたいなら、まず平日の夜の過ごし方を見直す必要があるのかもしれない。夜の過ごし方が変われば、翌朝の気分だけでなく、仕事への集中力や充実感も変わる。「夜は仕事が終わった後の時間」という思い込みを手放し、自分の人生を取り戻すきっかけになる一冊である。
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