10月14日は鉄道の日 本から鉄道の新しい魅力を再発見しよう
10月14日は「鉄道の日」です。明治5年(1872年)10月14日、新橋~横浜間に日本で最初の鉄道が開通したことを記念して、毎年10月14日は「鉄道の日」と定められています。
鉄道は、日々の通勤・通学から旅行まで、私たちの暮らしに身近な存在である一方、車両や路線、駅、鉄道の歴史など、知れば知るほど奥深い魅力があります。近年では、鉄道を目的とした旅行や、車両・駅・路線などを楽しむさまざまなスタイルも広がっており、鉄道は幅広い世代が楽しめるテーマとなっています。
今回は『レンケツガッシャーン』(偕成社)をご紹介します。
毎日、日本中を走っている電車たちの「連結」に注目した写真絵本です。新幹線や通勤列車の連結を連続写真で紹介、また、さまざまな形式の連結の説明などで、連結のことがバッチリわかって楽しめる一冊です。
ぜひ書店店頭で手に取って、鉄道の新しい魅力を再発見してください。

『レンケツガッシャーン』
写真・監修:山﨑友也、構成・文:中川美保
発売日:2026年7月
発行所:偕成社
定価:1,540円(税込)
ISBN:9784033185101
電車の「連結」部分をじっくり見られる
電車、鉄道に欠かせない「連結」。何両も繋がって走る通勤列車や、貨物をたくさん繋げて走る貨物列車など、あらゆる電車は連結しています。新幹線では、別々の場所から来た秋田新幹線と東北新幹線が、盛岡駅で連結することもあります。連結の瞬間を、「レンケツ……ガッシャーン!」と、かっこいい語感で表現し、迫力の写真でとらえます。
連結の様子をじっくり見られるのは、絵本ならではです。日本全国、さまざまな電車や鉄道の連結部分が紹介されています。

車両と車両を繋ぐ「連結器」も詳しく紹介
連結に欠かせないのが「連結器」。新幹線や通勤列車に使われる「密着連結器」と蒸気機関車や貨物列車に使われる「自動連結器」を、それぞれわかりやすいイラストとともに図解します。
普段はなかなか見られない、いろいろな電車の連結部分をアップにした写真も多数掲載されています。2つの連結器のことを知ると、電車を見るのがますます楽しくなるかもしれません。図鑑的要素もそなえた、電車好きの心をくすぐる、細部までこだわった一冊になっています。

電車への愛が深まる!
文章を手がけた中川美保さんは、出版社勤務を経てフリーランスになりました。子育て中、子どもと一緒に電車を追いかけ、自身も電車好きになったという経緯があります。
「しゃりょうと しゃりょうの あいだには かならず れんけつきが あって、つながっている。いろいろな れんけつ。たいせつな れんけつ。」(本文より)
連結とは何かを丁寧に紹介したうえで、日々目にする列車が連結して走っていることや、その大切さを改めて感じられる文章が添えられ、電車への愛が伝わってきます。連結を知ることで、読み手の電車への理解度や愛も深まります。

著者プロフィール
中川美保 構成・文
1977年東京都生まれ。児童書出版社勤務後、フリーランスに。おもに児童書の企画・構成・執筆など。
山﨑友也 写真・監修
1970年広島県広島市生まれ。日本大学芸術学部写真学科卒。鉄道各社のポスターやカレンダー、車両カタログなどの撮影を多数手がけている。
