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「若返った」と驚かれた50代女性…フェイスラインと体の不調を劇的に改善させた“あご”の力

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「なんだか疲れている」が当たり前になっていませんか? 肩こりやストレートネック、不眠など、何をしても繰り返す不調を「年齢のせいだから仕方がない」と諦めるのはまだ早いかもしれません。

見直したい身体のパーツ、それが「 あご」です。あごのズレは、姿勢や呼吸、全身のバランスにも影響するといいます。柔道整復師として42万件以上の症例と向き合い、40代で歯学部に入学した薩摩宗治さんの著書『疲れはあごが9割』では、疲れの原因となる姿勢や、1回30秒でできる「ベロ体操」などが紹介されています。毎日の疲れが気になる人は、ぜひチェックしてみてください。

※本稿は『疲れはあごが9割 24時間戦う脳と身体をリセットする技術』(東洋経済新報社)の一部を再編集したものです

 

あごが整うと若いころの顔に近づく

あごの動作に加え、顔の印象を左右するのが「咬合高径 こうごうこうけい(噛み合わせの高さ)」です。
加齢やストレスによる歯の摩耗、治療の不備などが重なると、上あごと下あごの距離が縮まり、噛み合わせの位置(咬合高径)が低くなってしまいます。
咬合高径が落ちるとあごの可動域が制限され、食いしばりや肩こりが深刻化します。中顔面(顔の中央)が間伸びした印象になり、覇気のない老けた顔つきに見えてしまいます。
逆にいえば、咬合高径を高い位置で維持することは、機能美と若々しさを保つ鍵となります。
あごを正常なポジションに戻すことで、下に落ちていたあごが上がり、本来の表情をとり戻すことができるのです。

以前、極度のストレスで食いしばりに悩む50代の教師の方(女性)を施術したことがあります。彼女はあごの痛みで口が大きく開かず、開こうとするとガクガクという異音に悩まされていました。人前で話す職業でありながら、大きな声が出せないことは彼女のストレスとなっていたのです。

状態をみると、咀嚼筋は岩のようにガチガチに硬直し、あごは「後方回転」の状態にクセづいていました。そこで咬筋を徹底的にリリースし、あごの回転軸を正しい位置へ誘導。さらに姿勢と舌の位置を整える矯正を行いました。加えて、自宅での「咬筋マッサージ」「舌体操」「ウーボケー体操」という3つの「あごトレ」を毎日継続してもらいました。

 

機能的なあごをとり戻す

結果は劇的でした。彼女曰く、わずか数週間であごの痛みと異音は消滅。それだけでなく、フェイスラインが劇的に引き締まり、周囲から「若返った」と驚かれるようになったそうです。
あごが整ったことで睡眠の質も向上し、仕事への意欲もV字回復されました。
筋肉の柔軟性は30代をピークに低下し始め、50代では減少スピードが加速します。何もしなければ、あごの機能も見た目も衰えていくのが自然の摂理です。しかし、適切なケアを行えば、あごは再び全身を支える強固な土台として機能し始めます。本書のエクササイズは、そのための最短ルートなのです。

 

『疲れはあごが9割 24時間戦う脳と身体をリセットする技術』

疲れはあごが9割_書影_帯アリ_wakutsuki著者:薩摩宗治、監修:馬場裕史
発売日:2026年7月
発行所:東洋経済新報社
定価:1,650円(税込)
ISBN:9784492048429

 

「ほんのひとふし」とは

「ほんのひとふし」は、話題の書籍から特に関心の高いトピックや、今こそ読みたい一節をピックアップしてご紹介する「ほんのひきだし」の連載企画です。
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