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給料の全額を現金で下ろして財布に入れるだけ!身体化認知の理論で「お金」を引き寄せる!?

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お金に対して、どんなイメージを持っているでしょうか。「稼ぐもの」「守るもの」「減るのが怖いもの」--感じ方は人それぞれです。

ここでは、お金との関係を整え、自然と豊かさが巡り始める「科学が認めた! 『お金』の引き寄せ習慣」のベスト20の一つを紹介します。

 

※本稿は『科学が認めた!引き寄せの法則 超大全』(SBクリエイティブ)の一部を再編集したものです

 

1か月分の給料を財布に入れて暮らす

認知心理学/身体化認知(エンボディメント)

まずは、お金へのブロックを外す方法をお話ししておきましょう。なぜなら、意外と多くの人がこのブロックにとらわれて、お金の循環を滞らせているからです。

 

お金へのブロックとは何か

「大金が入ってくると、大変な目に遭い、まともな人生から転落してしまう」「お金を持ちすぎるとろくなことにならない」「お金持ちになると不幸になる」。見聞きした情報が積み重なっていくと、潜在意識が「お金は危険だ」と判断します。

だから心の表面では「お金が欲しい」と思っていても、深いところでは「あっち行け、あっち行け」と、受け取ることを拒んでいる。これが「お金へのブロック」です。

ブロックがあると、お金が入ってきそうになっても、無意識のうちに遠ざけてしまいます。せっかくのチャンスを見逃したり、なぜか出費が重なったり、稼いでも手元に残らなかったりする。本人は気づいていないのですが、深層心理がお金を拒絶しているのです。

私自身、以前このブロックに苦しんでいました。かつては、所持金が1000円を切るような状態におちいったことも。それからさまざまなお金のワークを試して、ようやくたどり着いたのが、今からお話しする方法です。

 

1か月分の給料を財布に入れて暮らす

やり方はシンプルです。給料が入ったら、全額を現金で下ろして、財布に入れる。それで1か月暮らすのです。

「え、全額?」と思いましたよね。そうです、全額です。もちろん支払いは必要に応じてそこからしていくのですが、まず全額を下ろして、財布にパンと入れるのがミソなのです。

なぜ、この方法が効くのか。答えは「身体化認知(エンボディメント)」という理論にあります。体の感覚や動作が、認知や感情に影響を与えるという考え方です。

面白い実験を紹介しましょう。心理学者のローレンス・ウィリアムズとジョン・バージが2008年に発表した研究です。被験者にある人物の印象を評価してもらうのですが、その際、あるグループには温かいコーヒーが入ったカップを持たせ、別のグループには冷たいコーヒーが入ったカップを持たせました。

結果はどうなったか。温かいコーヒーを持っていたグループのほうが、相手を「温かい人物だ」と評価したのです。

手のひらで感じる物理的な温かさが、「この人は温かい性格だ」という心理的な判断に影響を与えた。体の感覚が、無意識のうちに認知を変えてしまったわけです。

 

身体化認知のからくり

ウィリアムズとバージによると、物理的な温かさと心理的な温かさに関する情報処理は、どちらも脳の島皮質という部位が司っているとのことです。物理的な温かさを感じたときも、心理的な温かさを感じたときも、この部位が活性化する。だから、手に温かいものを持っているだけで、心理的にも温かさを感じやすくなるのです。

他にも興味深い研究があります。なめらかな手指の運動をすると、淀みのないスムーズな思考が導かれて創造的になる。清潔感のある香りをかぐと、クリーンな行為への関心が高まる。

重いものを持って人を評価すると、重要な人物だと評価しやすくなる。体の感覚が認知に影響を与える事例は、数多く確認されています。

 

お金の重みを体で感じる

この身体化認知の理論を、お金に応用したのが今回のワークです。お札の枚数や重さを物理的に感じることで、自分の資産が抽象的な数字ではなく、具体的な存在として認識されるようになります。

銀行口座の残高は、画面上の数字に過ぎません。でも、財布の中の札束は、重さがあり、厚みがあり、手触りがある。その身体感覚が、お金に対する認知を変えていくのです。

温かいコーヒーを持つと相手が温かい人に見えるように、お札の束を持つことで、お金がある状態が自分にとって自然なものになっていく。そういう仕組みです。

さて、具体的な方法をもう少し詳しく説明しておきましょう。

①給料が入ったら、当日に銀行に行って、全額を下ろす。②お札で受け取って、財布に入れる。③引き落としがある場合は、その前に引き落とす分だけ戻しておく。

まずは「全額を下ろして財布に入れる」という行為が大事なのです。そうすると、財布を開くたびにお札の束を見ることになります。そして財布の重みを、ずっしり感じ続けることができます。「自分は今、これだけのお金を持っている」という認識が、身体を通じて刷り込まれていくのです。

ちなみに、お札の枚数が多い場合は長財布のほうが入れやすいです。20枚を超えると結構な厚みになりますからね。

また財布に対する扱い方も変わります。これだけのお金が入っているわけですから、落としたりなくしたりしたら大変です。自然と丁寧に扱うようになります。

男性でお尻のポケットに財布を入れ、そのまま座ってグニャンとなってしまうような人も、よくお見かけします。その癖も自然となくなります。「大事なものが入っているんだから、ちゃんと扱おう」という意識が生まれるのです。

 

お金の流れが変わる瞬間

もちろん、最初は怖いかもしれません。でも、続けているうちに慣れてきます。そのとき、お金へのブロックがパカーンと外れる瞬間がくるかもしれません。するとお金の流れが変わり始めます。そのために、ある程度の手間と努力は必要です。

 

『科学が認めた!引き寄せの法則 超大全』

表紙著者:田畑誠(まこちん)
発売日:2026年6月
発行所:SBクリエイティブ
定価:1,870円(税込)
ISBN:9784815641528

 

 

「ほんのひとふし」とは

「ほんのひとふし」は、話題の書籍から特に関心の高いトピックや、今こそ読みたい一節をピックアップしてご紹介する「ほんのひきだし」の連載企画です。
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