辻村深月さんプロフィール

辻村深月
つじむら・みづき。2004年6月5日、「冷たい校舎の時は止まる」で第31回メフィスト賞を受賞しデビュー。2011年『ツナグ』で第32回吉川英治文学新人賞、2012年『鍵のない夢を見る』で第147回直木賞を受賞。2018年『かがみの孤城』で第15回本屋大賞第1位。『凍りのくじら』『ぼくのメジャースプーン』『朝が来る』『傲慢と善良』『琥珀の夏』『闇祓』『嘘つきジェンガ』『この夏の星を見る』など著書多数。
「辻村深月」小説ベストセラーランキング発表
辻村深月さんのデビュー22周年記念作品となる新作長編小説『ファイア・ドーム(上・下)』が、6月5日の発売直後から異例の売行きを記録し、次々に全国書店のベストセラー第1位を獲得しています。その勢いは加速を続けるばかりで、増刷に次ぐ増刷を重ね、発売わずか1か月で累計発行部数30万部に到達しました。
辻村さんの作品は、人間の心の奥底にある複雑な感情や、誰もが目を背けたくなるような「リアルな心理」を鮮やかに描き出す人間ドラマが大きな魅力です。それに加えて、物語の随所に散りばめられた伏線が一気につながっていく、緻密で本格的なミステリとしてのおもしろさも兼ね備えています。一度ページをめくれば、誰もがその世界観の虜になってしまうはずです。
今回は、販売冊数(※)をもとに集計した、辻村さんの小説ベストセラーランキングをお届けします。各作品のあらすじもあわせてご紹介しますので、ランキングを参考に、ぜひ書店店頭で気になる1冊を手に取ってみてください。
※ランキングは販売冊数を集計しています(集計期間:2025/7/1~2026/6/30)
※シリーズ作品は一つにまとめています
※日販調べ
「辻村深月」一番人気の小説は…?!
辻村深月さんのもっとも人気の小説は、2019年に作家生活15周年記念作品として単行本が刊行された『傲慢と善良』でした。
本作は、婚約者・坂庭真実が突如失踪し、その行方を追う西澤架が彼女の「過去」と向き合う姿を描いたミステリ小説です。作中で浮き彫りになる現代人のリアルな心理は、「恋愛だけでなく生きていくうえでのあらゆる悩みに答えてくれる物語」として読者から支持を得ています。
また、藤ヶ谷太輔さんと奈緒さんのダブル主演による2024年の実写映画化も大きな話題となり、累計発行部数は130万部を超えるベストセラーとなっています。

著者:辻村深月
発売日:2022年9月
発行所:朝日新聞出版
定価:891円(税込)
ISBN:9784022650597
婚約者・坂庭真実が姿を消した。その居場所を探すため、西澤架は、彼女の「過去」と向き合うことになる。「恋愛だけでなく生きていくうえでのあらゆる悩みに答えてくれる物語」と読者から圧倒的な支持を得た作品が遂に文庫化。
(朝日新聞出版公式サイト『傲慢と善良』より)
「辻村深月」小説ベストセラーランキング
第2位『嘘つきジェンガ』
- 嘘つきジェンガ
- 著者:辻村深月
- 発売日:2025年11月
- 発行所:文藝春秋
- 価格:825円(税込)
- ISBNコード:9784167924362
大学進学で上京したのに、コロナ禍ですべてが狂った。
孤独感が募るなか、割のよいバイトに誘われる(「2020年のロマンス詐欺」)。
優秀ですんなり合格した長男に比べ苦戦している次男の中学受験。“特別な事前受験”があると囁かれた母は(「五年目の受験詐欺」)。
人気漫画原作者・谷嵜レオのオンラインサロンは、オフ会の創作講座が大好評。しかし、主催している紡は、谷嵜に会ったことすらない(「あの人のサロン詐欺」)。騙す者と騙される者の切実な葛藤と後悔を描く、スリリングな短篇集。
(文藝春秋公式サイト『嘘つきジェンガ』より)
第3位『ファイア・ドーム(上・下)』
- ファイア・ドーム 上
- 著者:辻村深月
- 発売日:2026年06月
- 発行所:小学館
- 価格:2,090円(税込)
- ISBNコード:9784093867696
- ファイア・ドーム 下
- 著者:辻村深月
- 発売日:2026年06月
- 発行所:小学館
- 価格:2,090円(税込)
- ISBNコード:9784093867702
噂は、軽薄な娯楽だ。
25年前、平穏だったはずの地方都市は、百貨店受付嬢誘拐殺人事件の発生、その報道により揺り動かされ、「噂」という大量の炎が、加害者のみならず被害者にも降り注ぎ、燃えさかった。ようやく静けさを取り戻したかに見える町に燻り続ける因縁が、いま新たな事件を呼び起こす――。
(小学館公式サイト『ファイア・ドーム(上)』より)
第4位『この夏の星を見る(上・下)』
- この夏の星を見る 上
- 著者:辻村深月
- 発売日:2025年06月
- 発行所:KADOKAWA
- 価格:902円(税込)
- ISBNコード:9784041162910
- この夏の星を見る 下
- 著者:辻村深月
- 発売日:2025年06月
- 発行所:KADOKAWA
- 価格:902円(税込)
- ISBNコード:9784041162903
亜紗は茨城県立砂浦第三高校の二年生。顧問の綿引先生のもと、天文部で活動している。コロナ禍で部活動が次々と制限され、楽しみにしていた合宿も中止になる中、望遠鏡で星を捉えるスピードを競う「スターキャッチコンテスト」も今年は開催できないだろうと悩んでいた。真宙(まひろ)は渋谷区立ひばり森中学の一年生。27人しかいない新入生のうち、唯一の男子であることにショックを受け、「長引け、コロナ」と日々念じている。円華(まどか)は長崎県五島列島の旅館の娘。高校三年生で、吹奏楽部。旅館に他県からのお客が泊っていることで親友から距離を置かれ、やりきれない思いを抱えている時に、クラスメイトに天文台に誘われる――。
(KADOKAWA公式サイト『この夏の星を見る(上)』より)
第5位『盲目的な恋と友情』
- 盲目的な恋と友情
- 著者:辻村深月
- 発売日:2017年02月
- 発行所:新潮社
- 価格:693円(税込)
- ISBNコード:9784101388823
タカラジェンヌの母をもつ一瀬蘭花(いちのせらんか)は自身の美貌に無自覚で、恋もまだ知らなかった。だが、大学のオーケストラに指揮者として迎えられた茂実星近(しげみほしちか)が、彼女の人生を一変させる。茂実との恋愛に溺れる蘭花だったが、やがて彼の裏切りを知る。五年間の激しい恋の衝撃的な終焉。蘭花の友人・留利絵(るりえ)の目からその歳月を見つめたとき、また別の真実が――。男女の、そして女友達の妄執を描き切る長編。
(新潮社公式サイト『盲目的な恋と友情』より)
第6位『かがみの孤城(上・下)』
- かがみの孤城 上
- 著者:辻村深月
- 発売日:2021年03月
- 発行所:ポプラ社
- 価格:858円(税込)
- ISBNコード:9784591169711
- かがみの孤城 下
- 著者:辻村深月
- 発売日:2021年03月
- 発行所:ポプラ社
- 価格:858円(税込)
- ISBNコード:9784591169728
学校での居場所をなくし、閉じこもっていた“こころ”の目の前で、ある日突然部屋の鏡が光り始めた。輝く鏡をくぐり抜けた先にあったのは、城のような不思議な建物。そこには“こころ”を含め、似た境遇の7人が集められていた。なぜこの7人が、なぜこの場所に――
すべてが明らかになるとき、驚きとともに大きな感動に包まれる。生きづらさを感じているすべての人に贈る物語。本屋大賞受賞ほか、圧倒的支持を受け堂々8冠のベストセラー。(ポプラ社公式サイト『かがみの孤城(上)』より)
第7位『ツナグ』(「ツナグ」シリーズ)
- ツナグ
- 著者:辻村深月
- 発売日:2012年09月
- 発行所:新潮社
- 価格:880円(税込)
- ISBNコード:9784101388816
一生に一度だけ、死者との再会を叶えてくれるという「使者(ツナグ)」。突然死したアイドルが心の支えだったOL、年老いた母に癌告知出来なかった頑固な息子、親友に抱いた嫉妬心に苛まれる女子高生、失踪した婚約者を待ち続ける会社員……ツナグの仲介のもと再会した生者と死者。それぞれの想いをかかえた一夜の邂逅は、何をもたらすのだろうか。心の隅々に染み入る感動の連作長編小説。
(新潮社公式サイト『ツナグ』より)
■そのほかの「ツナグ」シリーズ作品
- ツナグ 想い人の心得
- 著者:辻村深月
- 発売日:2022年07月
- 発行所:新潮社
- 価格:825円(税込)
- ISBNコード:9784101388830
第8位『鍵のない夢を見る』
- 鍵のない夢を見る
- 著者:辻村深月
- 発売日:2015年07月
- 発行所:文藝春秋
- 価格:759円(税込)
- ISBNコード:9784167903985
直木賞受賞! 私たちの心の奥底を静かに覗く傑作集。
どこにでもある町に住む、盗癖のあるよそ者の女、婚期を逃した女の焦り、育児に悩む若い母親……彼女たちの疲れた心を待つ落とし穴。(文藝春秋公式サイト『鍵のない夢を見る』より)
第9位『朝が来る』
- 朝が来る
- 著者:辻村深月
- 発売日:2018年09月
- 発行所:文藝春秋
- 価格:814円(税込)
- ISBNコード:9784167991333
長く辛い不妊治療の末、自分たちの子を産めずに特別養子縁組という手段を選んだ夫婦。
中学生で妊娠し、断腸の思いで子供を手放すことになった幼い母。
それぞれの葛藤、人生を丹念に描いた、胸に迫る長編。(文藝春秋公式サイト『朝が来る』より)
第10位『噛みあわない会話と、ある過去について』
- 噛みあわない会話と、ある過去について
- 著者:辻村深月
- 発売日:2021年10月
- 発行所:講談社
- 価格:770円(税込)
- ISBNコード:9784065258910
大学の部活で仲のよかった男友達のナベちゃんが結婚するという。だが、紹介された婚約者はどこかズレていて――。(「ナベちゃんのヨメ」)
国民的アイドルになったかつての教え子がやってくる。小学校教諭の美穂は、ある特別な思い出を胸に再会を喜ぶが……。(「パッとしない子」)
人の心裏を鋭くあばく傑作短編集!(講談社公式サイト『噛みあわない会話と、ある過去について』より)
第11位『闇祓』
- 闇祓
- 著者:辻村深月
- 発売日:2024年06月
- 発行所:KADOKAWA
- 価格:968円(税込)
- ISBNコード:9784041147320
転校生の白石要は、少し不思議な青年だった。背は高いが、髪はボサボサでどこを見ているかよくわからない。優等生の澪は、クラスになじめない要に気を遣ってこわごわ話しかけ徐々に距離を縮めるものの、唐突に返ってきた要のリアクションは「今日、家に行っていい?」だった――。この転校生は何かがおかしい。身の危険を感じた澪は憧れの先輩、神原一太に助けを求めるが――。学校で、会社で、団地で、身の周りにいるちょっとおかしな人。みんなの調子を狂わせるような、人の心に悪意を吹き込むような。それはひょっとしたら「闇ハラ=闇ハラスメント」かもしれない。「あいつら」が来ると、みんながおかしくなり、人が死ぬ。だから、闇は「祓わなくては」ならない――。辻村深月が満を持して解き放つ、本格長編ホラーミステリ!
(KADOKAWA公式サイト『闇祓』より)
第12位『凍りのくじら』
- 凍りのくじら
- 著者:辻村深月
- 発売日:2008年11月
- 発行所:講談社
- 価格:1,078円(税込)
- ISBNコード:9784062762007
藤子・F・不二雄を「先生」と呼び、その作品を愛する父が失踪して5年。高校生の理帆子は、夏の図書館で「写真を撮らせてほしい」と言う1人の青年に出会う。戸惑いつつも、他とは違う内面を見せていく理帆子。そして同じ頃に始まった不思議な警告。皆が愛する素敵な“道具”が私たちを照らすとき――。
(講談社公式サイト『凍りのくじら』より)
第13位『スロウハイツの神様(上・下)』
- スロウハイツの神様 上
- 著者:辻村深月
- 発売日:2010年01月
- 発行所:講談社
- 価格:836円(税込)
- ISBNコード:9784062765565
- スロウハイツの神様 下
- 著者:辻村深月
- 発売日:2010年01月
- 発行所:講談社
- 価格:990円(税込)
- ISBNコード:9784062765572
人気作家チヨダ・コーキの小説で人が死んだ――あの事件から10年。アパート「スロウハイツ」ではオーナーである脚本家の赤羽環とコーキ、そして友人たちが共同生活を送っていた。夢を語り、物語を作る。好きなことに没頭し、刺激し合っていた6人。空室だった201号室に、新たな住人がやってくるまでは。
(講談社公式サイト『スロウハイツの神様(上)』より)
第14位『ぼくのメジャースプーン』
- ぼくのメジャースプーン
- 著者:辻村深月
- 発売日:2009年04月
- 発行所:講談社
- 価格:1,034円(税込)
- ISBNコード:9784062763301
ぼくらを襲った事件はテレビのニュースよりもっとずっとどうしようもなくひどかった――。ある日、学校で起きた陰惨な事件。ぼくの幼なじみ、ふみちゃんはショックのあまり心を閉ざし、言葉を失った。彼女のため、犯人に対してぼくだけにできることがある。チャンスは本当に1度だけ。これはぼくの闘いだ。
(講談社公式サイト『ぼくのメジャースプーン』より)
第15位『琥珀の夏』
- 琥珀の夏
- 著者:辻村深月
- 発売日:2023年09月
- 発行所:文藝春秋
- 価格:1,155円(税込)
- ISBNコード:9784167920913
かつて、カルトだと批判を浴びた〈ミライの学校〉の敷地跡から、少女の白骨遺体が見つかった。ニュースを知った弁護士の法子は、胸騒ぎを覚える。埋められていたのは、ミカちゃんではないか――。
小学生時代に参加した〈ミライの学校〉の夏合宿で出会ったふたり。法子が最後に参加した夏、ミカは合宿に姿を見せなかった。
30年前の記憶の扉が開くとき、幼い日の友情と罪があふれ出す。(文藝春秋公式サイト『琥珀の夏』より)
第16位『青空と逃げる』
- 青空と逃げる
- 著者:辻村深月
- 発売日:2021年07月
- 発行所:中央公論新社
- 価格:946円(税込)
- ISBNコード:9784122070899
大丈夫、あなたを絶対悲しませたりしない――。突然、日常を奪われてしまった母と息子。壊れてしまった家族がたどりつく場所は……。
(中央公論新社公式サイト『青空と逃げる』より)
第17位『島はぼくらと』
- 島はぼくらと
- 著者:辻村深月
- 発売日:2016年07月
- 発行所:講談社
- 価格:847円(税込)
- ISBNコード:9784062934510
この島の別れの言葉は「行ってきます」。きっと「おかえり」が待っているから。
瀬戸内海に浮かぶ島、冴島。朱里、衣花、源樹、新の四人は島の唯一の同級生。フェリーで本土の高校に通う彼らは卒業と同時に島を出る。ある日、四人は冴島に「幻の脚本」を探しにきたという見知らぬ青年に声をかけられる。淡い恋と友情、大人たちの覚悟。旅立ちの日はもうすぐ。別れるときは笑顔でいよう。(講談社公式サイト『島はぼくらと』より)
第18位『冷たい校舎の時は止まる(上・下)』
- 冷たい校舎の時は止まる 上
- 著者:辻村深月
- 発売日:2007年08月
- 発行所:講談社
- 価格:1,100円(税込)
- ISBNコード:9784062758222
- 冷たい校舎の時は止まる 下
- 著者:辻村深月
- 発売日:2007年08月
- 発行所:講談社
- 価格:1,100円(税込)
- ISBNコード:9784062758239
雪降るある日、いつも通りに登校したはずの学校に閉じ込められた8人の高校生。開かない扉、無人の教室、5時53分で止まった時計。凍りつく校舎の中、2か月前の学園祭の最中に死んだ同級生のことを思い出す。でもその顔と名前がわからない。どうして忘れてしまったんだろう――。
(講談社公式サイト『冷たい校舎の時は止まる(上)』より)
第19位『ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。』
- ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。
- 著者:辻村深月
- 発売日:2012年04月
- 発行所:講談社
- 価格:1,012円(税込)
- ISBNコード:9784062772242
地元を飛び出した娘と、残った娘。幼馴染みの二人の人生はもう交わることなどないと思っていた。あの事件が起こるまでは。チエミが母親を殺し、失踪してから半年。みずほの脳裏に浮かんだのはチエミと交わした幼い約束。彼女が逃げ続ける理由が明らかになるとき、全ての娘は救われる。
(講談社公式サイト『ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。』より)
第20位『サクラ咲く』
- サクラ咲く
- 著者:辻村深月
- 発売日:2014年03月
- 発行所:光文社
- 価格:748円(税込)
- ISBNコード:9784334767044
塚原マチは本好きで気弱な中学一年生。ある日、図書館で本をめくっていると一枚の便せんが落ちた。そこには『サクラチル』という文字が。一体誰がこれを? やがて始まった顔の見えない相手との便せん越しの交流は、二人の距離を近付けていく。(「サクラ咲く」)
輝きに満ちた喜びや、声にならない叫びが織りなす青春のシーンをみずみずしく描き出す。表題作含む三編の傑作集。(光文社公式サイト『サクラ咲く』より)

























