- マッキンゼーで叩き込まれた超速仕事術
- 著者:大嶋祥誉
- 発売日:2023年07月
- 発行所:三笠書房
- 価格:847円(税込)
- ISBNコード:9784837988274
『マッキンゼーで叩き込まれた超速仕事術』の要点
1.人間が十分に覚醒して仕事に取り組めるのは、起床後12~13時間までだ。17時間を超えると「ほろ酔い状態」と同じくらいまで集中力が低下する。思考力が求められる仕事は、思考がクリアな時間帯に取り組むとよい。
2.発想の質とスピードを上げるには、既存のアイデアを掛け算するのが効果的だ。
3.プレゼンにおいて大切なのは、相手の同意やリアクションを引き出すことだ。プレゼンの冒頭で、仮説を「質問」という形で投げかけてみよう。
『マッキンゼーで叩き込まれた超速仕事術』レビュー
本書では、著者、大嶋祥誉氏がマッキンゼーで働く中で学んだ、仕事の質とスピードを上げるためのノウハウが紹介されている。
要約者は本書を読む中で、マッキンゼー社員のような「デキるビジネスパーソン」は、仕事のさまざまな場面で使える“型”をたくさん持っているのだと認識した。何事もゼロから発想するのではなく、“型”をもとに仕事にあたれば、効率的に処理できるのだ。
たとえば企画書については、さまざまな企画に応用できるフォーマットを用意しており、常にそのフォーマットに沿って企画書を作っているのだと紹介されている。プレゼンでも同様だ。仕事が遅い人は我流でプレゼン台本を考えようとする一方、仕事が速い人は、プレゼンのストーリーを考案するための“型”を使うというわけだ。
本書では、企画書とプレゼンのほか、仕事環境・ツール、発想、会議、行動習慣と、合計6つの章にわたって、デキるビジネスパーソンの仕事術が紹介されている。それぞれの仕事術の冒頭には、「仕事が速い人は朝型」「仕事が遅い人は夜型」といったふうに、その項で紹介される仕事術がコンパクトにまとめられており、読み進めやすい仕立てとなっている。
本書で紹介されている “型”を習得し、忠実に実践すれば、生産性は間違いなく上がるはずだ。仕事量が多すぎると嘆く前に、まず本書を読んでみてほしい。
※本要約は、過去に作成した要約を最新版にあわせて一部再編集したものです。
『マッキンゼーで叩き込まれた超速仕事術』が気になる方におすすめ
- マッキンゼーで叩き込まれた「問い」の力
- 著者:大嶋祥誉
- 発売日:2021年10月
- 発行所:三笠書房
- 価格:825円(税込)
- ISBNコード:9784837987413