湊かなえさんプロフィール

湊かなえ
みなと・かなえ。1973年広島県生まれ。2007年、「聖職者」で小説推理新人賞を受賞。翌年、同作を収録する『告白』が「週刊文春ミステリーベスト10」で国内部門第1位に選出され、2009年には本屋大賞を受賞した。2012年「望郷、海の星」で日本推理作家協会賞短編部門、2016年『ユートピア』で山本周五郎賞を受賞。2018年『贖罪』がエドガー賞候補となる。他の著書に『少女』『Nのために』『夜行観覧車』『母性』『望郷』『高校入試』『豆の上で眠る』『山女日記』『物語のおわり』『絶唱』『リバース』『ポイズンドーター・ホーリーマザー』『未来』『ブロードキャスト』、エッセイ集『山猫珈琲』などがある。
「湊かなえ」小説ベストセラーランキング発表
「2026年本屋大賞」の受賞作発表が、いよいよ4月9日(木)に迫りました。
今回は、『暁星』のノミネートを記念して、著者・湊かなえさんの小説ベストセラーランキングをお届けします。
2008年、デビュー作『告白』で日本の文芸界に鮮烈な印象を残した湊さん。『告白』は翌年の第6回本屋大賞受賞を皮切りに、映画化を経て、刊行から歳月を重ねた今なお、世代を問わず多くの読者に愛され続けるロングセラーとなっています。
その後も、2012年に「望郷、海の星」で日本推理作家協会賞(短編部門)、2016年に『ユートピア』で山本周五郎賞を受賞。さらに2018年には『贖罪』が米・エドガー賞候補に選出されるなど、その筆力は国内に留まらず、海を越えて世界中の読者の心に届いています。
デビューから多くの物語を届けてきた今も、一作ごとに新しい景色を私たちに見せてくれる湊さん。「イヤミスの女王」として親しまれる一方で、近年では人の心の機微や再生をそっと包み込むような、温かみのある物語も数多く描かれています。
このランキングでは、衝撃のミステリーから心温まる人間ドラマまで、各作品のあらすじもあわせてご紹介します。本屋大賞の発表を待つこの機会に、ぜひ書店店頭で気になる1冊を手に取ってみてください。
※ランキングは販売冊数を集計しています(集計期間:2025/4/1~2026/3/31)
※シリーズ作品は一つにまとめています
※日販調べ
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「湊かなえ」一番人気の作品は…?!
もっとも人気があった小説は、デビュー15年記念作品の『人間標本』でした。
本作は、湊さんが10年来温めてきた「親の子殺し」というセンセーショナルなテーマを描いたミステリーサスペンスです。蝶に魅せられた主人公・榊史朗が、なぜ息子を含む6人の少年たちを「人間標本」にしたのか、その狂気の犯行の真相が複数の視点によって、新たな真実へと姿を変えていく物語です。
2025年には西島秀俊さん主演で実写ドラマ化され、大きな話題となりました。

著者:湊かなえ
発売日:2025年11月
発行所:KADOKAWA
定価:924円(税込)
ISBN:9784041157596
人間も一番美しい時に標本にできればいいのにな――。ひどく損壊された6人の少年の遺体が発見されると、社会はその事件の異様さに衝撃を受けた。大学の生物学科で蝶の研究をする榊史朗は、蝶の世界を渇望するあまり、息子を含む6人の少年たちを手にかけたと独白する。蝶に魅せられ、禁断の「標本」を作り上げたという男の手記には、理解しがたい欲求が記されていた……。耽美と狂おしさが激しく入り乱れる、慟哭のミステリ。
(KADOKAWA公式サイト『人間標本』より)
「湊かなえ」小説ベストセラーランキング
第2位『暁星』
- 暁星
- 著者:湊かなえ
- 発売日:2025年11月
- 発行所:双葉社
- 価格:1,980円(税込)
- ISBNコード:9784575248562
「ただ、星を守りたかっただけ――」
現役の文部科学大臣で文壇の大御所作家でもある清水義之が全国高校生総合文化祭の式典の最中、舞台袖から飛び出してきた男に刺されて死亡する事件がおきた。逮捕された男の名前は永瀬暁、37歳。永瀬は逮捕されたのち、週刊誌に手記を発表しはじめる。そこには、清水が深く関わっているとされる新興宗教に対する恨みが綴られていた。また、式典に出席していた作家は、永瀬の事件を小説として描く。ノンフィクションとフィクション、ふたつの物語が合わさったとき見える景色とは!?(双葉社公式サイト『暁星』より)
第3位『告白』
- 告白
- 著者:湊かなえ
- 発売日:2010年04月
- 発行所:双葉社
- 価格:681円(税込)
- ISBNコード:9784575513448
「愛美は死にました。しかし事故ではありません。このクラスの生徒に殺されたのです」我が子を校内で亡くした中学校の女性教師によるホームルームでの告白から、この物語は始まる。語り手が「級友」「犯人の家族」「犯人」と次々と変わり、次第に事件の全体像が浮き彫りにされていく。衝撃的なラストを巡り物議を醸した、デビュー作にして、第6回本屋大賞受賞のベストセラー。
(双葉社公式サイト『告白』より)
第4位『未来』
- 未来
- 著者:湊かなえ
- 発売日:2021年08月
- 発行所:双葉社
- 価格:858円(税込)
- ISBNコード:9784575524871
「こんにちは、章子。わたしは20年後のあなたです」ある日、突然届いた一通の手紙。送り主は未来の自分だという……。『告白』から10年、湊ワールドの集大成! 待望の書き下ろし長編ミステリー!!
(双葉社公式サイト『未来』より)
第5位『C線上のアリア』
- C線上のアリア
- 著者:湊かなえ
- 発売日:2025年02月
- 発行所:朝日新聞出版
- 価格:1,870円(税込)
- ISBNコード:9784022520357
中学生の時に両親を事故でなくした美佐は、叔母に引き取られ、高校時代を山間部の田舎町で過ごす。
それから約30年、叔母に認知症の症状が見られると役場から連絡があり、懐かしい故郷を訪れる。
かつて、美しく丁寧に暮らしていた家はごみ屋敷と化していた。
片付けを進めていくと、当時の恋人から借りた本を見つける。
あったかもしれない未来をのぞき見するような思いで、本を返しに行った美佐は、衝撃的な場面を目撃する。
担い手となった女性たちの心の声が響く介護ミステリ。(朝日新聞出版公式サイト『C線上のアリア』より)
第6位『カケラ』
- カケラ
- 著者:湊かなえ
- 発売日:2023年01月
- 発行所:集英社
- 価格:726円(税込)
- ISBNコード:9784087444735
美容外科医の橘久乃は幼なじみの志保から「やせたい」という相談を受ける。カウンセリング中に出てきたのは、太っていた同級生・横網八重子の思い出と、その娘の有羽が自殺したという情報だった。有羽は高校二年から徐々に学校に行かなくなり、卒業後、ドーナツがばらまかれた部屋で亡くなっているのが見つかったという。母が揚げるドーナツが大好物で、それが激太りの原因とも言われていた。もともと明るく運動神経もよかったというその少女は、なぜ死を選んだのか? 「美容整形」をテーマに、外見にまつわる固定観念や、人の幸せのありかを見つめる、心理ミステリー長編。
(集英社公式サイト『カケラ』より)
第7位『リバース』
- リバース
- 著者:湊かなえ
- 発売日:2017年03月
- 発行所:講談社
- 価格:770円(税込)
- ISBNコード:9784062935869
深瀬和久は平凡なサラリーマン。唯一の趣味は、美味しいコーヒーを淹れる事だ。そんな深瀬が自宅以外でリラックスできる場所といえば、自宅近所にあるクローバーコーヒーだった。ある日、深瀬はそこで、越智美穂子という女性と出会う。その後何度か店で会ううちに、付き合うようになる。淡々とした日々が急に華やぎはじめ、未来のことも考え始めた矢先、美穂子にある告発文が届く。そこには「深瀬和久は人殺しだ」と書かれていた――。何のことかと詰め寄る美穂子。深瀬には、人には隠していたある“闇”があった。それをついに明かさねばならない時が来てしまったのかと、懊悩する。
(講談社公式サイト『リバース』より)
第8位『Nのために』
- Nのために
- 著者:湊かなえ
- 発売日:2014年08月
- 発行所:双葉社
- 価格:693円(税込)
- ISBNコード:9784575517040
超高層マンション「スカイローズガーデン」の一室で、そこに住む野口夫妻の変死体が発見された。現場に居合わせたのは、20代の4人の男女。それぞれの証言は驚くべき真実を明らかにしていく。なぜ夫妻は死んだのか? それぞれが想いを寄せるNとは誰なのか? 切なさに満ちた、著者初の純愛ミステリー。
(双葉社公式サイト『Nのために』より)
第9位『母性』
- 母性
- 著者:湊かなえ
- 発売日:2015年07月
- 発行所:新潮社
- 価格:781円(税込)
- ISBNコード:9784101267715
女子高生が自宅の中庭で倒れているのが発見された。母親は言葉を詰まらせる。「愛能う限り、大切に育ててきた娘がこんなことになるなんて」。世間は騒ぐ。これは事故か、自殺か。……遡ること十一年前の台風の日、彼女たちを包んだ幸福は、突如奪い去られていた。母の手記と娘の回想が交錯し、浮かび上がる真相。これは事故か、それとも――。圧倒的に新しい、「母と娘」を巡る物語(ミステリー)。
(新潮社公式サイト『母性』より)
第10位『絶唱』
- 絶唱
- 著者:湊かなえ
- 発売日:2019年07月
- 発行所:新潮社
- 価格:737円(税込)
- ISBNコード:9784101267739
五歳のとき双子の妹・毬絵は死んだ。生き残ったのは姉の雪絵――。奪われた人生を取り戻すため、わたしは今、あの場所に向かう(「楽園」)。思い出すのはいつも、最後に見たあの人の顔、取り消せない自分の言葉、守れなかった小さな命。あの日に今も、囚われている(「約束」)。誰にも言えない秘密を抱え、四人が辿り着いた南洋の島。ここからまた、物語は動き始める。喪失と再生を描く号泣ミステリー。
(新潮社公式サイト『絶唱』より)
第11位『豆の上で眠る』
- 豆の上で眠る
- 著者:湊かなえ
- 発売日:2017年07月
- 発行所:新潮社
- 価格:781円(税込)
- ISBNコード:9784101267722
小学校一年生の時、結衣子(ゆいこ)の二歳上の姉・万佑子(まゆこ)が失踪した。スーパーに残された帽子、不審な白い車の目撃証言、そして変質者の噂。必死に捜す結衣子たちの前に、二年後、姉を名乗る見知らぬ少女が帰ってきた。喜ぶ家族の中で、しかし自分だけが、大学生になった今も微(かす)かな違和感を抱き続けている。――お姉ちゃん、あなたは本物なの? 辿り着いた真実に足元から頽(くずお)れる衝撃の姉妹ミステリー。
(新潮社公式サイト『豆の上で眠る』より)
第12位『少女』
- 少女
- 著者:湊かなえ
- 発売日:2012年02月
- 発行所:双葉社
- 価格:681円(税込)
- ISBNコード:9784575514834
親友の自殺を目撃したという転校生の告白に衝撃を受けた由紀と敦子は、「人が死ぬのを見てみたい」という衝動に駆られる。夏休み、ふたりは相手に告げずに、それぞれ老人ホームと小児科病棟で働く。少女たちの好奇心は、どんな結末を迎えるのか。
(双葉社公式サイト『少女』より)
第13位『贖罪』
- 贖罪
- 著者:湊かなえ
- 発売日:2012年06月
- 発行所:双葉社
- 価格:681円(税込)
- ISBNコード:9784575515039
15年前、静かな田舎町でひとりの女児が殺害された。直前まで一緒に遊んでいた四人の女の子は、犯人と思われる男と言葉を交わしていたものの、なぜか顔が思い出せず、事件は迷宮入りとなる。娘を喪った母親は彼女たちに言った――あなたたちを絶対に許さない。必ず犯人を見つけなさい。それができないのなら、わたしが納得できる償いをしなさい、と。十字架を背負わされたまま成長した四人に降りかかる、悲劇の連鎖の結末は!?
(双葉社公式サイト『贖罪』より)
第14位『花の鎖』
- 花の鎖
- 著者:湊かなえ
- 発売日:2013年09月
- 発行所:文藝春秋
- 価格:880円(税込)
- ISBNコード:9784167860011
両親を亡くし、愛する祖母もガンで入院中、さらに講師として働いていた英会話スクールが破綻し金銭的に困っている梨花。
建設会社で働いていたが、伯父夫婦のすすめで営業職の和弥と結婚した美雪。
公民館で水彩画教室の講師をしつつ、和菓子屋でバイトをしている紗月。
そして、3人の女性の人生に影を落とす謎の男・K――。
大ベストセラー「告白」でのデビューから進化し続ける作家・湊かなえが放つ、感動のミステリー。(文藝春秋公式サイト『花の鎖』より)
第15位『残照の頂 続・山女日記』
- 残照の頂
- 著者:湊かなえ
- 発売日:2024年08月
- 発行所:幻冬舎
- 価格:737円(税込)
- ISBNコード:9784344434080
亡き夫への後悔を抱く女性と、人生の選択に迷う会社員。失踪した仲間と、共に登る仲間への、特別な思いを胸に秘める音大生。娘の夢を応援できない母親と、母を説得したい山岳部の女子大生。……日々の思いを嚙み締めながら、一歩一歩山を登る女たち。山頂から見える景色は、苦くつらかった過去を肯定し、これから行くべき道を教えてくれる。
(幻冬舎公式サイト『残照の頂 続・山女日記』より)
■そのほかの「山女日記」シリーズ作品
- 山女日記
- 著者:湊かなえ
- 発売日:2016年08月
- 発行所:幻冬舎
- 価格:858円(税込)
- ISBNコード:9784344425163
第16位『ドキュメント』
- ドキュメント
- 著者:湊かなえ
- 発売日:2024年06月
- 発行所:KADOKAWA
- 価格:902円(税込)
- ISBNコード:9784041147214
事故に遭って陸上競技をあきらめた圭祐は、ひょんなことから放送部に入部する。3年生の引退後、仲間たちとともにコンテストに挑むことになった。偶然手に入れたドローンを武器にテレビドキュメント部門の撮影を進めていたところ、煙草を持った陸上部の逸材・良太の姿が映り込む。真実を探っていくと、騒動の陰で糸を引く思わぬ人物にたどり着いてしまい……。部活にかける情熱と予測不能な事件を描く、学園青春エンタメ!
(KADOKAWA公式サイト『ドキュメント』より)
第17位『高校入試』
- 高校入試
- 著者:湊かなえ
- 発売日:2016年03月
- 発行所:KADOKAWA
- 価格:1,100円(税込)
- ISBNコード:9784041038093
県下有数の公立進学校・橘第一高校の入試前日。新任教師・春山杏子は教室の黒板に「入試をぶっつぶす!」と書かれた貼り紙を見つける。迎えた入試当日。試験内容がネット掲示板に次々と実況中継されていく。遅れる学校側の対応、保護者からの糾弾、受験生たちの疑心。杏子たち教員が事件解明のため奔走するが……。誰が嘘をついているのか? 入試にかかわる全員が容疑者? 人間の本性をえぐり出した、湊ミステリの真骨頂!
(KADOKAWA公式サイト『高校入試』より)
第18位『落日』
- 落日
- 著者:湊かなえ
- 発売日:2022年08月
- 発行所:角川春樹事務所
- 価格:858円(税込)
- ISBNコード:9784758445085
わたしがまだ時折、自殺願望に取り付かれていた頃、サラちゃんは殺された――新人脚本家の甲斐千尋は、新進気鋭の映画監督長谷部香から、新作の相談を受けた。十五年前、引きこもりの男性が高校生の妹を自宅で刺殺後、放火して両親も死に至らしめた『笹塚町一家殺害事件』。笹塚町は千尋の生まれ故郷でもあった。香はこの事件を何故撮りたいのか。千尋はどう向き合うのか。そこには隠された驚愕の「真実」があった……令和最高の衝撃&感動の長篇ミステリー。
(角川春樹事務所公式サイト『落日』より)
第19位『夜行観覧車』
- 夜行観覧車
- 著者:湊かなえ
- 発売日:2013年01月
- 発行所:双葉社
- 価格:713円(税込)
- ISBNコード:9784575515527
父親が被害者で母親が加害者――。高級住宅地に住むエリート一家で起きたセンセーショナルな事件。遺されたこどもたちは、どのように生きていくのか。その家族と向かいに住む家族の視点から、事件の動機と真相が明らかになる。『告白』の著者が描く、衝撃の「家族」小説。
(双葉社公式サイト『夜行観覧車』より)
第20位『白ゆき姫殺人事件』
- 白ゆき姫殺人事件
- 著者:湊かなえ
- 発売日:2014年02月
- 発行所:集英社
- 価格:770円(税込)
- ISBNコード:9784087451580
化粧品会社の美人社員が殺害された。容疑者は同僚!? ネットで飛び交う憶測と無責任な週刊誌報道。噂話の矛先は、一体誰に刃を向けるのか。
(集英社公式サイト『白ゆき姫殺人事件』より)




















