書泉・芳林堂書店が出版する同人誌、飛鳥部勝則さんの最新作『フィフス2 密室愛』が、11月23日(日)に東京・有明の東京ビッグサイトで開催される「文学フリマ東京41」で先行発売され、11月24日(月・休)から書泉・芳林堂書店で一般販売されます。
これに先駆け、10月18日(土)から書泉オンライン・芳林堂書店高田馬場店・書泉グランデ・書泉ブックタワーで予約受付がスタートしました。
また、前作『フィフス』で好評だった、表紙イラストを使用したB6版のイラストアクリルボード付の有償特典版を今回も作成し、書籍と同時に予約販売も受け付けています。
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『フィフス2 密室愛』
著者:飛鳥部勝則、装画:鈴木康士
発売日:2025年11月24日
発行所:書泉
価格:1,500円(税込)
判型:文庫判
【あらすじ】
推理と怪奇を併せ持つ血みどろライトなエンタメ小説。木人の殲滅を使命とする女子高生蘭冷とその奴隷、大学生鈴森一気の前に立ちふさがる新たな強敵、ノーフェイスとの戦いを描くシリーズ最新作。

▲B6版のイラストアクリルボード付の有償特典同梱版。価格は3,700円(税込)
ミステリー作家・早坂吝さんの推薦コメント
飛鳥部先生の書く女性に憧れている。飛鳥部ミステリは女性の謎を解き明かす物語なのかもしれない。
同書の企画を起案した芳林堂書店高田馬場店・山本店長のコメント
2025年1月。高田馬場FIビルの地下レストランにて「鈴木康士さんの描く侍源さんを見るまでは終われない」と飛鳥部先生と同じ願望を持っていることを確認し合い、その場で続編を作ることが決まりました。『抹殺ゴスゴッズ』に代表される読み応え抜群の長編小説や未だ書籍になっていない数々の傑作短編群ともどこか違う、「フィフス」シリーズでしか引き出せない飛鳥部勝則先生の魅力を表現したいと全力を注ぎました。お二人の天才が作る世界をご堪能ください。
著者・飛鳥部勝則さんのコメント
皆様のご支援のおかげで、この度『フィフス2』を上梓できることになりました。心より感謝申し上げます。既発表の2短編に中編を加え、あとがき含めて新たに150枚ほど書きましたが、新作の「密室愛」は“これがフィフスだ”という直球の人形バトルになっております。おかしなことにそれに密室殺人が絡む、この主人公目線のストーリー、蘭冷自身の事件を読まれたあかつきには、どこからか次のような胡乱な声が聞こえてくることでしょう。――あなたはマヤヤが好きですか。
装画・鈴木康士さんのコメント
みんな大好き飛鳥部勝則先生によるフランケンシュタインの物語。表題作「密室愛」は劇場版クラスの破壊力! 傑作! すっかり翻弄されました感謝します涙!
カバーイラストは特定の人に刺さるらしい侍源さんがモチーフ。今回は本文の扉絵も描かせて頂きました。有償特典のアクリルプレート付きもあるそうですどうか何卒。
追伸:私は特に関係ないですが飛鳥部先生の近刊『抹殺ゴスゴッズ』(早川書房刊)も大変おすすめです最高です。ゴス界のバイブルとしてぜひご一緒に!
『フィフス』
『フィフス』は2010年に『このミステリーがすごい!』大賞STORIES(宝島社)に発表された飛鳥部勝則さんの短編小説です。続編が意識された構成で、著者自身もインタビューなどで構想を明言していましたが、発表のタイミングが無く長い時が経っていました。
ですが、2024年12月に書き下ろし短編を加えた文庫版同人誌『フィフス』として、書泉・芳林堂書店から販売を開始。それ以降、各所より大きな反響を呼び、現在までの販売数は書泉・芳林堂書店のみで1,800冊を超えています。
書泉
「書泉」「芳林堂書店」の2つの屋号の書店を展開。「鉄道」「アイドル」「プロレス」をはじめ「数学」「占い」など様々なジャンルの本・雑貨を深く扱っています。著書にまつわるイベントも多数実施。
書泉公式サイトはこちら。
 
 
 
         
           
                 
          