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直木賞作家・一穂ミチの3年ぶり長編小説『アフター・ユー』が11月21日発売!

一穂ミチ『アフター・ユー』

恋人が遠い地の海に消えた——。一穂ミチが描く、喪失と再生の物語

一穂ミチさんの最新刊『アフター・ユー』が、11月21日(金)に発売されます。

本作は、島清恋愛文学賞受賞、本屋大賞第3位となった『光のとこにいてね』以来、3年ぶりとなる待望の長編です。

『ツミデミック』で直木賞を受賞し、昨年刊行の『恋とか愛とかやさしさなら』も大きな話題となった一穂さんが本作で描くのは、暗い秘密と寂しさを抱える恋人たちの、喪失と再生の物語です。

一穂さんの新境地を切り開く一冊を、ぜひ書店で手に取ってご覧ください。

 

一穂ミチさんの直筆コメント

一穂ミチ『アフター・ユー』コメント

 

書誌情報

一穂ミチ『アフター・ユー』『アフター・ユー』
著者:一穂ミチ(装画:agoera)
発売日:2025年11月21日
発行所:文藝春秋
定価:1,980円(税込)
ISBN:9784163920429

〈あらすじ〉

タクシー運転手の青吾(せいご)が仕事を終えて家に帰ると、帰宅しているはずの恋人・多実(たみ)がいない。翌日以降も彼女が戻らず、焦りを募らせる青吾のもとに、〈多実が見知らぬ男性と五島列島の遠鹿島(おじかじま)で海難事故に遭った〉というしらせが届く。

ありふれた不倫だったのか、それとも——。

青吾を訪ねてきた男の妻・沙都子(さとこ)とふたりで向かった遠鹿島で、閉ざされていた過去が立ち現れる。

 

著者プロフィール

一穂ミチ

いちほ・みち。大阪府生まれ。2007年に『雪よ林檎の香のごとく』でデビュー。2022年『スモールワールズ』で吉川英治文学新人賞、2024年『光のとこにいてね』で島清恋愛文学賞、『ツミデミック』で直木賞を受賞。また2022年には、咲くやこの花賞〔文芸その他部門〕も受賞している。他の著書に「イエスかノーか半分か」シリーズ、『パラソルでパラシュート』、『砂嵐に星屑』、『うたかたモザイク』、『恋とか愛とかやさしさなら』など。

 

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