凄腕営業マンが、「殺し屋」に雇われたら? 常識破りの発想から始まるジェットコースター・ミステリー『殺し屋の営業術』が、8月29日(金)の発売から、わずか1か月で4刷の重版が決定しました。
ミステリー界でも指折りの新人賞・第71回江戸川乱歩賞でハイレベルな最終候補作の中から「ぶっちぎり第1位」をとった受賞作です。書店店頭での売行きも好調で、2025年の話題のミステリーに躍り出ています。
ぜひ、書店店頭でこの作品の凄さを確かめてみてください。
▲キャラクターイラスト帯で重版出来(キャラクターイラスト:藤)
『殺し屋の営業術』
著者:野宮有
発売日:2025年8月
発行所:講談社
定価:2,145円(税込)
ISBN:9784065403303
著者・野宮有さんにとって初の文芸書ながら、「ブクログ『本』週間ランキング第1位」(9月5日付:集計期間8月25日~31日)、「オリコン週間文芸書ランキング第7位」(オリコン調べ、9月15日付:集計期間9月1日~7日)とランキング入りしました。雑誌『ダ・ヴィンチ』(2025年11月号)では、「今月の絶対はずさない!プラチナ本」に選出されています。
そのほか、TBS系テレビ「王様のブランチ」(9月6日放送)に著者が出演したほか、「読売新聞」「西日本新聞」「産経新聞」『週刊文春』「タダイマ!」(RKB毎日放送)、「MISHMASH FRIDAY―金ズマ―」「EYEVAN Presents blank verse」(ともにCROSS FM)、「PAO~N」(KBCラジオ)、「スイッチオン! DAYTIME」(LOVE FM)、「ふわっと」(レインボータウンFM)など、各種メディアで続々紹介されています。
九州の書店が熱烈に推し!
著者の野宮さんは、福岡県出身、長崎大学卒業の32歳です。
撮影:森清
【著者プロフィール】
野宮有(のみや・ゆう)。1993年福岡県生まれ。長崎大学経済学部卒業。
2018年第25回電撃小説大賞で選考委員奨励賞を受賞し作家デビュー。以降の著書に『愛に殺された僕たちは』『ミステリ作家 拝島礼一に捧げる模倣殺人』『どうせ、この夏は終わる』等。「少年ジャンプ+」で漫画原作者として『魔法少女と麻薬戦争』連載中。
野宮さんの出身地である九州の書店では、「新しいスターの誕生」と特に盛り上がりを見せています。プルーフ(書店用の発売前見本)を読んだ書店員から熱い声が殺到したため、感想を集めて掲載した「九州限定帯」が緊急出荷されました。著者のサイン本も数日で完売し、書店・読者から熱烈な歓迎を受けています。
▲九州の書店からは発売前から多数の感想が
▲江戸川乱歩賞の選考委員からの絶賛の言葉も
さらに、作品の世界観が詰まった、スペシャルPVも作成されました。
【内容紹介】
「営業ノルマ」は、2週間で2億円。
稼げなければ、全員まとめて地獄行き。営業成績第1位、契約成立のためには手段を選ばない、凄腕営業マン・鳥井。
深夜のアポイント先で刺殺体を発見し、自身も背後から襲われ意識を失ってしまう。
鳥井を襲ったのは、「ビジネス」として家主の殺害を請け負っていた「殺し屋」だった。
目撃者となってしまった鳥井は、口封じとして消されそうになる。
絶体絶命の状況の中で、鳥井は殺し屋相手に「ここで私を殺したら、あなたは必ず後悔します」と語り出す。「今月のノルマはいくらでしょう? 売上目標は?」
「契約率は25%……、残念ながら、かなり低いと言わざるを得ません」
「どうしてこんな状況になるまでプロの営業を雇わなかったんですか?」そう……これは商談なのだ。
研ぎ澄まされた営業トークを矢継ぎ早に展開し、場の空気を掌握する鳥井。
「あなたは幸運です。私を雇いませんか? この命に代えて、あなたを救って差し上げます」
契約成立。鳥井は、殺人請負会社に入社することに。
前代未聞の、「命がけの営業」が始まる――。