9月18日(木)に刊行された文芸評論家・三宅香帆さんの新刊『「話が面白い人」は何をどう読んでいるのか』(新潮新書)が破竹の勢いで増刷を重ねています。
「読む前に知っておきたい“読み方”を教えてくれる」「実践編の批評もめちゃくちゃ面白かった」「読みやすくて一気読みしてしまった」など、クチコミやSNSでの盛り上がりから新書ランキングで第1位を記録する書店も続出し、発売からわずか2週間で7万部を突破しました。
さらに、読書記録サービス「ブクログ」の月間ランキングでも、9月の新書部門第1位を記録。話していて面白い人になるにはどうすればいいのか、そして、エンタメをうまく読み解くにはどうしたらいいのか、という同書の内容が読者の支持を集めているようです。
『「話が面白い人」は何をどう読んでいるのか』
著者:三宅香帆
発売日:2025年9月
発行所:新潮社
定価:1,078円(税込)
ISBN:9784106111013
【内容紹介】
「とっさに言葉が出てこない」「アイスブレイク的な雑談が苦手」「飲み会で昔の話ばかりする大人になりたくない」……そんな時、話題の本や漫画、最新の映画やドラマについて魅力的に語れる人は強い。社会や人生の「ネタバレ」が詰まったエンタメは、多くの人の興味も引く。ただ、作品を読み解き、その面白さを伝えるには、実は「コツ」がある。気鋭の文芸評論家が自ら実践するインプット術を徹底解説! 巻末には「話が面白くなるブックリスト」つき。【同書に登場する作品の一例】
『地面師たち』『成瀬は天下を取りにいく』『メダリスト』『ダイヤモンドの功罪』『君たちはどう生きるか』『街とその不確かな壁』『キレイはこれでつくれます』『ダンジョン飯』『プロジェクト・ヘイル・メアリー』『虎に翼』……ほか多数
著者プロフィール
三宅香帆(みやけ・かほ)
文芸評論家。京都市立芸術大学非常勤講師。1994(平成6)年高知県生まれ。京都大学大学院人間・環境学研究科博士後期課程中退。主に文芸評論、社会批評などの分野で幅広く活動。著書に『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』『「好き」を言語化する技術』など多数。