心療内科医で子育てカウンセラーの明橋大二さんの『不登校からの回復の地図』が、9月11日(木)に発売されました。
本書は、不登校の親子に寄り添う中で著者が見つけた「不登校の子と向き合うとき、いちばん大事なこと」がわかりやすく紹介されています。
不登校の親子に寄り添って30年の心療内科医が疑問や悩みにお答え
「最近、子どもが学校に行きたがらなくて…」
「朝、子どもを起こそうとしても、ちっとも布団から出てこないんです」
「このまま、ひきこもってしまうのではと不安です」
こういった不安を抱えられている方も多いのではないでしょうか。
本書は30年以上にわたって不登校の子どもたちと向き合ってきた著者が、今増え続ける不登校の子どもたちやその家族に向けて、「これだけは伝えたい」という思いを込めてまとめられています。例えば、「不登校でも心配ない」「昼夜逆転しても、ゲームばかりしていても問題ない」とし、何より大切にすべきなのは「親へのサポート」だと述べられています。
不登校になる理由はさまざまですが、どの子にも共通する「回復のために絶対に欠かせないこと」があると言います。本書では、その「不登校の子と向き合うときに一番大事なこと」を、30年以上の経験に基づいて、わかりやすく解説しています。
不登校は“特別なこと”ではなく、誰にでも起こり得るものです。本書には、そんなとき子どもとどう向き合えばいいのか、実践的で温かいヒントが詰まっており、不登校と向き合う皆さんに手に取っていただきたい一冊です。
気になった方は、ぜひ書店店頭でご覧ください。
目次
書誌情報
著者:明橋大二
発売日:2025年9月11日
発行所:青春出版社
定価:1,694円(税込)
ISBN:9784413234139
著者プロフィール
明橋大二
あけはし・だいじ。心療内科医。子育てカウンセラー。NPO法人子どもの権利支援センターぱれっと理事長。一般社団法人HAT共同代表。児童相談所嘱託医。昭和34年大阪府生まれ。京都大学医学部卒業後、国立京都病院内科、名古屋大学医学部付属病院精神科、愛知県立城山病院を経て、真生会富山病院心療内科部長。心療内科医としての勤務やぱれっとでの活動を通して、30年以上不登校の子どもたちを支援している。シリーズ累計500万部を突破した『子育てハッピーアドバイス』(1万年堂出版)など著書多数。訳書に『ひといちばい敏感な子』(青春出版社刊)などがある。