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佐伯泰英の「吉原裏同心」シリーズ最新作『晩節遍路』が第1位に初登場|週間文庫ランキング(2023年3月22日調べ)

今回の文庫ランキングは、佐伯泰英さんの「吉原裏同心」シリーズ第39作『晩節遍路』が第1位に初登場しました。「吉原裏同心」シリーズは、剣の腕を買われて吉原の用心棒となった神守幹次郎の活躍を描く時代小説。駆け落ちして妻となった幼馴染の汀女とともに、吉原に起こるさまざまな事件を解決していきます。

著者:佐伯泰英
発売日:2023年3月
発行所:光文社
価格:814円(税込)
ISBNコード:9784334795016

 

吉原会所の裏同心神守幹次郎にして八代目頭取四郎兵衛は、長吏頭に就任した十五歳の浅草弾左衛門に面会した。
そして吉原乗っ取りを目論む西郷三郎次忠継が弾左衛門屋敷にも触手を伸ばしていることを知る。
一方、切見世で起きた虚無僧殺しの背後に、吉原を共に支えてきた重要人物がいることに気づく幹次郎。
覚悟を持ち、非情なる始末に突き進んでいく。

(光文社 佐伯泰英特設サイト『吉原裏同心(39)晩節遍路』より)

第2位に初登場したのは、「三河雑兵心得」シリーズ第11作『百人組頭仁義』でした。本シリーズは「この時代小説がすごい!2022年版」の文庫書き下ろしランキングで第1位を獲得した人気作で、家康の天下取りを“雑兵からの視点”で描いた戦国足軽出世物語です。

家康の馬廻から百人組頭として戦場に復帰となり、意気軒昂な茂兵衛。だが、「真田との和解を天下に示す策を述べよ」との家康の命に、本多平八郎の娘・於稲と、真田源三郎の婚姻を提案したから、さあ大変。当然のように平八郎の説得を命じられてしまう。はたして茂兵衛は、家中きっての「真田嫌い」の猛将を陥落させることができるのか!? 戦国足軽出世物語、第11弾。

(双葉社公式サイト『三河雑兵心得(11)百人組頭仁義』より)

そのほか、ランキング集計期間中に発売された新刊では、第6位に『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか外伝 ソード・オラトリア』第14巻が初登場しました。『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか』のスピンオフ作品で、本編に登場する「ロキ・ファミリア」を中心とした物語です。

著者:大森藤ノ はいむらきよたか ヤスダスズヒト
発売日:2023年3月
発行所:SBクリエイティブ
価格:704円(税込)
ISBNコード:9784815614348

 



 

文庫売上ランキング トップ10

※日販調べ。
※トップ10のみ前回との順位比較を記載。★印は集計期間中(2023年3月13日~3月19日)に発売された新刊です。

第11位~第20位

第21位~第30位

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異動の先々で事件を呼ぶ男の知られざる過去とは?『灰色の階段 ラストラインØ』が第1位に|週間文庫ランキング(2023年3月14日調べ)