本屋で今検索されている本ランキング
全国の書店に設置された端末で「いま何が検索されているのか?」を調べ、ランキング形式でご紹介しています(日販 attaplus!調べ)。売上冊数ではなく「検索数」を集計していることから、従来のランキングとは違った角度で“今話題の本”がわかります。
今回のランキング第1位は前回と同じく『カラフルピーチはちゃめちゃ事件簿』で、第2位には『ViVi』専属モデル・せいらさんのスタイルブック『Dear Saints』が前回第4位からランクアップしました。
- カラフルピーチはちゃめちゃ事件簿
- 著者:カラフルピーチ 吉岡みつる こよせ
- 発売日:2025年08月
- 発行所:講談社
- 価格:935円(税込)
- ISBNコード:9784065398906
- Dear Saints
- 著者:せいら 久野美怜 土屋文護 大塚三鈴
- 発売日:2025年08月
- 発行所:講談社
- 価格:2,970円(税込)
- ISBNコード:9784065403860
第4位には、脳科学者・中野信子さんの『エレガントな毒の吐き方 脳科学と京都人に学ぶ「言いにくいことを賢く伝える」技術』がランクインしました。本作は、「NOを言わずに、NOを伝える大人の教養」を、「古都・京都が育んだ人間関係のエッセンス」を取り入れながら解説した一冊です。
2023年に発売された作品ですが、7月23日(水)に「THE TIME,」(TBS系)で特集されてから再注目されています。
- エレガントな毒の吐き方 脳科学と京都人に学ぶ「言いにくいことを賢く伝える」技術
- 著者:中野信子
- 発売日:2023年05月
- 発行所:日経BP
- 価格:1,320円(税込)
- ISBNコード:9784296000944
「本音は正義」「噓をつかないことが、無条件にかっこいいことである」という話が、最近、いろいろなところから聞こえてきます。
しかし、本当にそうでしょうか?
その場限りの、二度と会わない相手ならばいいかもしれませんが、壊してしまったらあまりにも失うものが大きい関係性に対しては、「別の戦略」を考えてもいいように思います。イヤだ、不快だという自分の気持ちを無視したり、心を殺してなかったことにするのではなく、返す言葉に、「エレガントな毒」として含ませる。言いたいことを言うけれども、相手を直接傷つけたり、関係性を破壊してしまったりしない。
そんな「大人の教養」と「古都・京都が育んだ人間関係のエッセンス」を、一緒に学んでみませんか。
(日経BP公式サイト『エレガントな毒の吐き方 脳科学と京都人に学ぶ「言いにくいことを賢く伝える」技術』より)
第6位は、近現代史研究者で評論家の辻田真佐憲さんの『「あの戦争」は何だったのか』でした。戦後80年を迎えたいま、「私たちにとっての戦争」を問い直す一冊で、8終戦の日の前後に多くのメディアで取り上げられたことで注目度が高まりました。
- 「あの戦争」は何だったのか
- 著者:辻田真佐憲
- 発売日:2025年07月
- 発行所:講談社
- 価格:1,155円(税込)
- ISBNコード:9784065404997
日本はどこで間違えたのか?
掲げた理想はすべて誤りだったのか?
「大東亜」は日本をどう見ていたか?戦後80年、今こそ問い直す「私たちにとっての戦争」とは。
『「戦前」の正体』の著者が、右でも左でもない「われわれの物語」を編みなおす現代人のための新・日本近現代史!
「日本の過ちばかりを糾弾することでも、日本の過去を無条件に称賛することでもない。過ちを素直に認めながら、そこに潜んでいた“正しさの可能性”を掘り起こす、言い換えれば「小さく否定し、大きく肯定する」語りを試みることである。それこそが、われわれの未来につながる歴史叙述ではないだろうか。
本書は、そのようにしてあの戦争を現在につながる大きな流れへと接続し、「われわれ」の物語を創出するための試みである。」 ――「はじめに」より(講談社公式サイト『「あの戦争」は何だったのか』より)
本屋で今検索されている本ランキング(2025年8月13日~8月19日)
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