直木賞作家で書店も経営する今村翔吾さんの人気時代小説シリーズ「羽州ぼろ鳶組」(祥伝社)の刊行済みの全13 点を収めた、『羽州ぼろ鳶組 八文字屋謹製BOX13冊セット』が、8月25日(月)から山形県を中心に書店を運営する八文字屋の全店と同書店のオンラインショップで発売されます(初回は限定500セット)。
「羽州ぼろ鳶組」シリーズは、江戸時代の出羽国(現在の山形県)の新庄藩を舞台にした時代小説です。その舞台となった山形県の随一の書店である八文字屋が、同シリーズの謹製BOXセットを用意しました。
全13冊を収納できるBOXは、今村さんのサインのほか、刊行されている「羽州ぼろ鳶組」シリーズのすべてのカバーイラストが印刷された特別仕様となっています。
『羽州ぼろ鳶組 八文字屋謹製BOX 13 冊セット』
セット内容:「羽州ぼろ鳶組」シリーズ全13巻(2025年8月時点の全巻)
発売日:2025年8月25日
価格:10,505円(税込)
販売場所:八文字屋全店舗、八文字屋オンラインストア
仕様:刊行済みの13点が収納可能なうえ、1~2 冊分の予備スペースをも設けています。丸井 八文字屋ではBOXのみ880円(税込)の販売も予定
今村翔吾サイン会も8月25日に開催
さらに、謹製BOXセットの発売を記念して、発売初日の8月25日(月)11時半~12時半には、山形県新庄市の丸井 八文字屋で今村さんのサイン会も開催されます。サイン会には、8月25日(月)の当日に、丸井 八文字屋で今村さんの書籍または謹製BOXセットを購入した人が参加できます。
また、丸井 八文字屋のみでBOXのみの販売(税込880 円)も予定しています。
お問い合せは、八文字屋商品部まで。
電話:023-635-1587、メール:info@hachimonjiya.com
八文字屋店舗紹介
八文字屋本店
住所:山形市本町2‐4-11
電話:023-622-2150
営業時間:10:00~19:00(トレーディングカード&ゲーム:月~金は12:00~19:00:買取は18:00まで、土日祝日は10:00~19:00:買取は18:00まで)
定休日:年中無休
八文字屋 北店
住所:山形市嶋北1‐2-2
電話:023-682-3388
営業時間:10:00〜20:00
定休日:年中無休
TENDO 八文字屋
住所:天童市鍬ノ町2‐3-43
電話:023-658-8811
営業時間:10:00〜20:00(ドトールコーヒー:10:00〜19:30)
定休日:年中無休
八文字屋 鶴岡店
住所:鶴岡市上畑町3-38
電話:0235-24-3022
営業時間:10:00〜20:00
定休日:年中無休
みずほ 八文字屋
住所:酒田市みずほ2‐19-10
電話:0234-22-3144
営業時間:10:00〜20:00
定休日:年中無休
丸井 八文字屋
住所:新庄市沖の町1-15
電話:0233-23-8533
営業時間:10:00〜20:00
定休日:年中無休
八文字屋 長井店
住所:長井市小出館西3853-1
電話:0238-83-1320
営業時間:10:00〜20:00
定休日:年中無休
こぴあ 八文字屋
住所:鶴岡市余慶町1-2
電話:0235-25-5009
営業時間:10:00〜20:00
定休日:鶴岡協同の家こぴあに準じます
八文字屋書店 泉店
住所:仙台市泉区高玉町4-1
電話:022-371-1988
営業時間:9:00〜20:00(ドトールコーヒー:9:00〜19:00)
定休日:年中無休
書籍業三百余年を迎える「八文字屋」
紅花商を営む初代五十嵐太右衞門の後を継いだ二代目が、上方との商いを通じて、浮世草子を山形の地に持ち帰ったことから、八文字屋の歴史は幕を開けます。
浮世草子は当時、上方の庶民の間で人気絶頂だった「挿絵入り大衆小説」で、出版元の名を取り「八文字屋本」と呼ばれていました。これを多くの人に楽しんでほしいと始めた貸本業が評判となり、八文字屋の屋号として定着しました。
明治初期からは、版元として、教科書本をはじめとする出版事業を開始。「名所絵図」「城下絵図」など錦絵地図などの印刷・販売にも取り組みます。
京都の八文字屋が大衆文化をリードしていたように、これらオリジナル出版物も人々の心を豊かに満たすものでした。
昭和43年には、当時もっとも斬新な様式を持つ現本店が完成。その規模、書籍・文具・音楽・雑貨までの幅広い品揃えなど、 その後の大型複合書店の先がけ的な存在でした。
「かぶきもの」八文字屋の挑戦
歌舞伎の語源となった「かぶく」「かぶきもの」は、常識を超えて伊達を競い、 人々を驚かす行動や身なりを好むものを指します。「伊達者」と呼ばれた伊達政宗、「うつけもの」と評された織田信長なども こうした「かぶきもの」の一人。その新進の考え方や行動が、世の中を変え、新しい時代を築いていきました。
八文字屋の企業風土、店づくりに通じる「かぶきもの」精神は、言わば旺盛なサービス精神。
単なる平積みから脱した立体的なディスプレー、目線に向けて傾斜したラック、 遊び場のような児童書エリア、広い通路、これまで見たこともない斬新かつ奇抜な店づくりには、快適で心地よいもてなしの空間と、驚きや発見や感動を提供したいという思いが込められています。
既存の店づくりや、書店の常識にとらわれない新しいチャレンジを、これからも次々と展開していきたい。
男性にとっては宝箱、女性にとっては宝石箱、そして子供達にとってはオモチャ箱・・・
出版・映像・音楽などのあらゆる文化を取り込みながら、誰もがワクワクする世界を、八文字屋は扉の向こうに作り続けていきます。
(八文字屋公式サイトより)