お笑い芸人で芥川賞作家の又吉直樹さんと、人気絵本作家のヨシタケシンスケさんによる3年ぶりのコラボ作品『本でした』(ポプラ社)が8月5日(火)に発売されました。
発売前から書店員さんによる熱い感想コメントが発売元のポプラ社に続々届いているほか、発売前に重版が決定するなど、注目を集めています。
また、本書の発売を記念して、豪華プレゼントが当たるSNSキャンペーンや、又吉さんとヨシタケさんのトークイベントも開催される予定です。
3年ぶりのコラボ作品『本でした』
- 本でした
- 著者:又吉直樹 ヨシタケシンスケ
- 発売日:2025年08月
- 発行所:ポプラ社
- 価格:1,760円(税込)
- ISBNコード:9784591185865
『本でした』は、村はずれに住み着いたあの2人の男が、村人たちから寄せられたほんの1行のヒントで本を「復元」していくというストーリーです。
▲『本でした』プロローグより
▲『本でした』プロローグより
「その本は、○○○が○○○でした。これってどんな本でした?」をテーマに、又吉さんとヨシタケさんが互いにお題を出し合い、物語を紡ぎます。
例:その本は「タイトル」が、『5文字の世界』でした/その本は「書き出し」が、「呪いの言葉だけで綴られたそれは、ラブレターだった」/その本は「最後の一文」が、「以上の理由から僕は恐竜です」でした。 ……など
本文内のお題シートは、ヨシタケさんの直筆をはじめ、ポプラ社の編集者や営業担当など『本でした』にまつわる関係者による手書きですべて作成されたそうです。
ラストは、すべての本への愛、そして想像力を信じる気持ちが押し寄せる圧巻の展開が待ち受けます。
又吉さん×ヨシタケさんによる発売記念トークイベント開催!
『本でした』の発売を記念して、著者の又吉さんとヨシタケさんによるトークイベントが開催されます。『本でした』の制作秘話をはじめ、2人の本へ愛や創作への想いなど…、ここでしか聞けない貴重な話をたっぷり語っていただく予定です。
【イベント概要】
日時:2025年9月21日(日)
会場:科学技術館サイエンスホール(東京都千代田区北の丸公園2-1)
定員:300~400人予定
豪華プレゼントが当たるSNSキャンペーン開催!
『その本は』『本でした』公式アカウントにて、発売記念プレゼントキャンペーンが8月7日(木)~8月31日(日)に開催されます。ハッシュタグ「#本でした」をつけてあなたの特別な本のエピソードを投稿すると、オリジナルトートバッグなどの賞品が当たります。
【応募方法】
(1)とある本好きの王様_『その本は』公式 @sonohonwa_PRをフォロー
(2)#本でした をつけて、あなたにとって特別な本のエピソードを投稿
【期間】
8月7日(木)~8月31日(日)
【賞品】
(1)著者トークイベントに招待(50人)
(2)『本でした』オリジナルトートバッグをプレゼント(50人)
※デザインは変更になる可能性があります
※キャンペーンの詳細はこちらをご覧ください
キャンペーン情報や2人のインタビュー記事などのニュース情報、冒頭試し読みなどを公開している『本でした』特設サイトもオープンしています。
著者プロフィール
又吉直樹(またよし・なおき) 1980年大阪府寝屋川市生まれ。吉本興業所属。2003年にお笑いコンビ「ピース」を結成。2015年に本格的な小説デビュー作『火花』で第153回芥川賞を受賞。同作は累計発行部数300万部以上のベストセラー。2017年には初の恋愛小説となる『劇場』を発表。2022年4月には初めての新聞連載作『人間』に1万字を超える加筆を加え、文庫化。2023年3月、10年ぶりのエッセイ集となる『月と散文』を発表。他の著書に『東京百景』『第2図書係補佐』など。YouTubeチャンネル【渦】、オフィシャルコミュニティ【月と散文】も話題。
ヨシタケシンスケ(よしたけ・しんすけ) 1973年神奈川県生まれ。筑波大学大学院芸術研究科総合造形コース修了。2013年『りんごかもしれない』で絵本作家デビュー。絵本作品『りゆうがあります』『もう ぬげない』、イラスト集『デリカシー体操』、エッセイ『思わず考えちゃう』など多数。MOE絵本屋さん大賞、産経児童出版文化賞美術賞、ニューヨーク・タイムズ最優秀絵本賞、ボローニャ・ラガッツィ賞特別賞などを受賞し、海外でも様々な国で翻訳出版されている。近著は『そういうゲーム』『まてないの』。2児の父。
【関連記事】
・又吉直樹さんとヨシタケシンスケさんが再コラボ!『その本は』以来、3年ぶりの最新作『本でした』が8月上旬発売
・【売上ランキング】ヨシタケシンスケおすすめ絵本10選|最新版