本屋で今検索されている本ランキング
全国の書店に設置された端末で「いま何が検索されているのか?」を調べ、ランキング形式でご紹介しています(日販 attaplus!調べ)。売上冊数ではなく「検索数」を集計していることから、従来のランキングとは違った角度で“今話題の本”がわかります。
今回の第1位は二宮和也さんの『独断と偏見』(前回第2位)、第2位は『ポケモン生態図鑑』(前回第1位)でした。
- 独断と偏見
- 著者:二宮和也
- 発売日:2025年06月
- 発行所:集英社
- 価格:1,100円(税込)
- ISBNコード:9784087213683
- ポケモン生態図鑑
- 著者:ポケモン きのしたちひろ
- 発売日:2025年06月
- 発行所:小学館
- 価格:1,430円(税込)
- ISBNコード:9784092274266
第3位には、英国推理作家協会賞「ダガー賞」の翻訳部門を受賞した王谷晶さんの『ババヤガの夜』がランクインしました。「ダガー賞」は世界最高峰のミステリー文学賞とされ、日本人の受賞は初となります。
本作は、2020年『文藝』秋季号の特集「覚醒するシスターフッド」で発表され、同年10月に単行本化、2023年5月に文庫化された作品で、喧嘩しか取り柄のない新道依子と、依子が護衛をする暴力団組長の一人娘との奇妙な同居生活を描いています。
- ババヤガの夜
- 著者:王谷晶
- 発売日:2023年05月
- 発行所:河出書房新社
- 価格:748円(税込)
- ISBNコード:9784309419657
暴力を唯一の趣味とする新道依子は、関東有数規模の暴力団・内樹會会長の一人娘の護衛を任される。二度読み必至、血と暴力の傑作シスター・バイオレンスアクション、ついに文庫化。
(河出書房新社公式サイト『ババヤガの夜』より)
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・日本人初!王谷晶『ババヤガの夜』が英国推理作家協会賞(ダガー賞)翻訳部門を受賞
第7位は、2026年に実写映画が公開予定の『プロジェクト・ヘイル・メアリー』の上巻で、第10位に下巻もランクインしました。2021年に日本語翻訳版が発売されたSF作品で、ある日突然宇宙船で目覚めた男が、自身の記憶をたどりながらとあるミッションに挑む物語です。2022年には星野源さんがパーソナリティを務める「星野源のオールナイトニッポン」(ニッポン放送)で本書を絶賛しつつ、「ネタバレを見ずに読んでほしい」と呼びかけたことで話題となりました。
- プロジェクト・ヘイル・メアリー 上
- 著者:アンディ・ウィアー 小野田和子
- 発売日:2021年12月
- 発行所:早川書房
- 価格:2,310円(税込)
- ISBNコード:9784152100702
地球上の全生命滅亡まで三〇年……。全人類規模のプロジェクトが始動した! 世界的ベストセラー『火星の人』の著者が、遥か遠宇宙で人類存亡を賭けた不可能ミッションに挑む宇宙飛行士を描く傑作エンターテインメント。ハリウッド映画化進行中。
(早川書房公式サイト『プロジェクト・ヘイル・メアリー(上)』より)
本屋で今検索されている本ランキング(2025年7月2日~7月8日)
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