6月23日(月)、第12回となる2025年度「料理レシピ本大賞 in Japan」の一次選考通過タイトルが発表されました(関連記事)。
総エントリー数141作品の中から一次選考を通過したのは、料理部門・大賞の30作品、お菓子部門・大賞の6作品、こどもの本賞5作品、コミック賞5作品の合計46作品です。7月1日(火)~7月21日(月・祝)の最終選考投票を経て、9月9日(火)に各部門の受賞作品が発表される予定です。
ほんのひきだしでは、一次選考を通過したタイトルの中から話題のレシピ本を、短期連載形式でご紹介します。ぜひ、書店店頭に足を運んで手に取り、気になる料理にトライしてみてください。
「料理レシピ本大賞」は、出版社各社がエントリーした料理レシピ本から、書店員と料理専門家が「わかりやすく作りやすい」「日本の食文化や食育に貢献できる」「おいしい、お客様に薦めたいと感じる」などの基準で投票し、得票数で受賞作を決定するものです。
【Vol.8】料理部門・大賞ノミネート作『農家が作る野菜でかんたん痩せレシピ』
今回、ご紹介するのは、料理部門・大賞にノミネートされている『農家が作る野菜でかんたん痩せレシピ』(大和書房)です。
著者:なな
発売日:2025年3月
発行所:大和書房
定価:1,650円(税込)
ISBN:9784479921776
【全66品】お腹いっぱい食べても罪悪感ゼロ!我慢しない野菜たっぷりダイエットレシピ
満足感とダイエットを両立させた、野菜をたっぷり使ったおいしいレシピを66品ご紹介します。
主役となる野菜は、食物繊維が豊富。腸内環境を整えて美肌作りをサポートしてくれたり、気になる脂質や糖質の排出も助けてくれます。
また、おいしく食べるための調理アイデアも満載。パサつきがちな鶏ささみをしっとり仕上げる方法や、野菜の栄養を逃さない工夫など、少しの手間で健康を意識しておいしく食べるための技を凝縮しました。
『農家が作る野菜でかんたん痩せレシピ』おすすめの料理3品を紹介!
ここからは、本書のおすすめの料理3品を紹介します。まず1つ目は「キャベツのもち麦スープ」です。キャベツのスープにもち麦ごはんを入れることで、腹持ちがすごくいいのに、ヘルシーに食べられます。もち麦は、たくさん炊いて冷凍保存しておけば便利です。
2つ目は「にんじんガレット」です。にんじんはレンチンしてから焼くことで時短になります。また、より甘みが増しておいしく仕上がります。
3つ目は「ひじきと小松菜のミネラルサラダ」です。ひじきと小松菜でミネラルをたっぷりとることができます。「味噌マヨ」の味付けで箸が止まらない一品です。
著者から読者、書店員に向けメッセージ
著者のななさんから、読者や書店員の皆様にメッセージを寄せていただきました。
「野菜を食べたほうがいいのはわかっているけど、家族が食べてくれない」
「野菜レシピってワンパターン化してしまう」
フォロワーさんからそんな悩みが毎日のように寄せられます。本書では、現役農家だからこそ伝えらえる野菜の知識もお伝えしながら、「これなら毎日食べたい!」と喜んでもらえる料理66品を収録しました。
私たち母娘も半年で2人で-15kgのダイエットに成功! ダイエットをしていなくても満足度&満腹度の高いレシピばかりです。
【ななさんプロフィール】
岡山県生まれ、大分県在住。夫と4人の子ども、6匹の保護猫と1匹の犬と暮らしている。現役農家で、娘とのダイエットをきっかけに、家族みんなが喜ぶ野菜たっぷりのレシピを発信中。趣味は、K-POP、韓国ドラマ、推しとの対面に向けて韓国語勉強中。