「キノベス!」(紀伊國屋書店スタッフが全力でおすすめするベスト30)で2023年第1位に選出され、第20回本屋大賞を受賞した、凪良ゆうさんの『汝、星のごとく』(講談社)の文庫版発売にあたり、「紀伊國屋書店グループ特装版」が、文庫版と同日の7月15日(火)より販売されます。紀伊國屋書店のほか、旭屋書店、啓文堂書店を合わせ、紀伊國屋書店グループ国内全店(洋書専門店を除く)と紀伊國屋書店ウェブストアで購入することができます。
特装版は物語のラストシーンに登場する作中作「汝、星のごとく」をモチーフに製作
▲講談社文庫『汝、星のごとく』 左:紀伊國屋書店グループ特装版、右:通常版
特装版は、講談社文庫『汝、星のごとく』に紀伊國屋書店グループ限定のフルサイズ帯(リバーシブル仕様)を巻き、物語のラストシーンに登場する作中作『汝、星のごとく』をモチーフに製作されています。2023年8月に発売され、瞬く間に2,000部を完売した「汝、星のごとく」紀伊國屋書店特装版(単行本)のコンセプトを生かしながらも、単行本の愛読者はもちろん、今回の文庫化ではじめて作品に接する読者に新鮮な感動を届けられるよう、物語の結末に触れる仕掛けはリバーシブル仕様に印刷したフルサイズ帯の裏面に忍ばせられています。物語を読み終えたあとで、その余韻に浸りながら帯を外すと、もうひとつの物語を受け取れるようなつくりになっています。
■講談社文庫『汝、星のごとく』紀伊國屋書店グループ特装版 仕様
JAN :4523215275828
発売日:2025年7月15日(火)
価格:本体900円(税込990円)
詳細はこちら
https://store.kinokuniya.co.jp/event/1750646192/■取扱書店
紀伊國屋書店グループ 国内全店
・紀伊國屋書店 71店舗(ただし洋書専門店を除く)およびウェブストア
・旭屋書店 11店舗
・啓文堂書店 20店舗
※各店入荷数には限りがあります
『汝、星のごとく』
著者:凪良ゆう
発売日:2025/07中旬
発行所:講談社
定価:990円(税込)
ISBN:9784065401880
風光明媚な瀬戸内の島で育った暁海(あきみ)と母の恋愛に振り回され転校してきた櫂(かい)。ともに心に孤独と欠落を抱えた二人が恋に落ちるのに時間はかからなかった。ときにすれ違い、ぶつかり、成長していく。
生きることの自由さと不自由さを描き続けた著者がおくる、あまりに切ない愛の物語。
(講談社公式サイト『汝、星のごとく』より)
■そのほかの関連書
- 星を編む
- 著者:凪良ゆう
- 発売日:2023年11月
- 発行所:講談社
- 価格:1,760円(税込)
- ISBNコード:9784065327869
- 汝、星のごとく 1
- 著者:凪良ゆう 古里こう
- 発売日:2024年11月
- 発行所:講談社
- 価格:792円(税込)
- ISBNコード:9784065375709
凪良ゆうさんより 文庫『汝、星のごとく』紀伊國屋書店グループ特装版へのコメント
『汝、星のごとく』を読んだ紀伊國屋書店の書店員さんから、この物語を読み生まれた感情を形として残したいのだ、と頼まれ、この特装版は誕生しました。
どうか本書を読了後、カバーを裏返して見てください。
願わくは、あなたの心にもこの物語がなにかの痕跡を残せますように。
著者プロフィール
凪良ゆう
なぎら・ゆう。京都市在住。2007年に初著書が刊行され本格的にデビュー。BLジャンルでの代表作に連続TVドラマ化や映画化された「美しい彼」シリーズなど多数。2017年に『神さまのビオトープ』(講談社タイガ)を刊行し高い支持を得る。2019年に『流浪の月』と『わたしの美しい庭』を刊行。2020年『流浪の月』で本屋大賞を受賞。同作は2022年5月に実写映画が公開された。2020年刊行の『滅びの前のシャングリラ』で2年連続本屋大賞ノミネート。2022年に刊行した『汝、星のごとく』は、第168回直木賞候補、第44回吉川英治文学新人賞候補、2022王様のブランチBOOK大賞、キノベス!2023第1位、第10回高校生直木賞、そして2023年、2度目となる本屋大賞受賞作となった。2023年11月には続編となる『星を編む』が刊行された。2024年には『汝、星のごとく』がコミカライズされ第1巻が刊行された。2025年7月15日には文庫版の刊行、2026年には横浜流星×広瀬すずのW主演で実写映画化も予定されている。