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“バズレシピ”で人気の料理研究家・リュウジさんの『孤独の台所』が7月18日発売!初の料理哲学本

リュウジ『孤独の台所』

YouTubeチャンネル登録者525万人、総再生数20億回を突破した料理研究家・リュウジさんの最新刊『孤独の台所』が、7月18日(金)に発売されます。本書はリュウジさんにとって初の料理哲学本であり、完全語り下ろしとなっています。

「家庭料理は世界一難しい」「台所では誰もが孤独だ」――。引きこもり、実家全焼、世界一周と壮絶な半生を経て、理想が破れかけた先にリュウジさんが見つけた答えとは――。本書の「はじめに」では、次のように記されています。

この本では、俺がどうして料理研究家になって、台所の孤独を解消したいと思うに至ったかを記しました。料理がめんどくさいと思う人たちを肯定するために作った一冊です。(「はじめに」より)

料理を続けるすべての人、そして料理が「面倒」だと感じている人にも、リュウジさんがたった一人で料理に向き合い続ける意味がきっと伝わるはずです。ぜひ書店で手に取って、そのメッセージを感じ取ってみてください。

 
リュウジ『孤独の台所』『孤独の台所』
著者:リュウジ
発売日:2025年7月18日
発行所:朝日新聞出版
定価:1,540円(税込)
ISBN:9784022520272

〈目次〉(※制作中の内容です。変更の可能性があります)

■第1部 原点
1章 「バズレシピ」が照らした現実
リスクを取ったプロジェクト/「バズレシピ」の誕生/台所を「孤独な場」にする犯人/料理が好きではない人のために

2章 世界一周で知った料理の本質
「再現レシピ」の家系/高校中退、引きこもった1年/セーブデータも全焼して……/きっかけは、一皿のチキンステーキ/たった一人で旅に出た/料理は最高のコミュニケーションツール/イタリアで受けた「2つの衝撃」/「自分の舌」で考える/キーワードは「うま味」だった/サイゼリヤのレベルの高さ

3章 挫折、そして、バズ
「味の決め手」の正体/典型的なサラリーマン/理不尽すぎる職場で/3ヵ月で破れた夢/「ここは三流店だったのか?」/「うまいと思ったもの」が絶対的に正解/家庭料理のすごさに気づく/まずいなら、俺が作ろう/「至高のレシピ」の原体験/2017年3月28日

■第2部 戦略
4章 料理研究家としての信念
料理は「言葉」を食わせろ/情報を食べる人たち/「ハッタリをかませ」/クリエイターは、謙遜したら終わり/「金のため」なら信用できる/ターゲットは「意識の低い自炊層」/年商8億円のビジネスモデル/港区での怪しい会食/対等に接する理由/まず徹底的に研究する/絶対に忖度しない/「めちゃくちゃうまいもの」たち

5章 孤独の台所
「ポテトサラダは簡単だ」?/95%の側に立つ/新しいレシピの形/料理に「本物」なんて、ない/「ちゃんとした味噌汁」という幻想/虚無から至高へ/2つの目標/「おかずの数=愛情」という勘違い/文句を言うな。手を動かせ/「料理をしない日」を作ろう/もう、終わらせよう

■コラムレシピ
大根のから揚げ/はじまりのチキンステーキ/至高のドレッシング/無水油鍋

※カバーは現在制作中の内容です。変更の可能性があります

 

著者プロフィール

リュウジ

料理研究家/株式会社バズレシピ代表取締役。Xフォロワー数286万人、YouTube登録者数522万人、Instagramフォロワー数208万人、公式LINE登録者数33万人、TikTokフォロワー数62万人。YouTubeチャンネルの総再生回数は19億回を超える(2025年4月末時点)。著書に『リュウジ式 悪魔のレシピ』(第7回料理レシピ本大賞:料理部門・大賞)、『リュウジ式 至高のレシピ』(第9回料理レシピ本大賞:料理部門・大賞)、『料理研究家のくせに「味の素」を使うのですか?』(第11回料理レシピ本大賞:ニュースなレシピ賞)など多数。

 

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