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ノーベル文学賞作家の『すべての、白いものたちの』や、実写ドラマ化『団地のふたり』がランクアップ|週間文庫ランキング(2024年11月5日調べ)

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今回の第1位は、9週連続で東野圭吾さんの『透明な螺旋』でした。「ガリレオ」シリーズ第10作となる本作では、殺人事件の捜査と並行して主人公・湯川の驚くべき秘密が明かされます。

また、週間ベストセラー(2024年11月5日調べ)でも東野さんの最新作の『架空犯』が第1位を獲得し、2部門でトップとなりました。

透明な螺旋
著者:東野圭吾
発売日:2024年09月
発行所:文藝春秋
価格:880円(税込)
ISBNコード:9784167922689

誰も知らなかった湯川(ガリレオ)の秘密

南房総沖に、男の銃殺死体が浮かんだ。同時に、男の行方不明者届を出していた同居人の女が行方をくらませた。捜査にあたった草薙と内海薫はその過程で、思いがけず湯川学の名前に行きつく。草薙はすぐさま湯川の元を訪れたが、彼はそこ、横須賀のマンションで意外な生活を送っていた――。巻末に短篇「重命る(かさなる)」を特別収録。

(文藝春秋公式サイト『透明な螺旋』より)

 

第4位には、2024年のノーベル文学賞の受賞が決まった韓国の作家ハン・ガンさんの『すべての、白いものたちの』がランクインしました。ハン・ガンさんは2016年にアジア人として初めて国際ブッカー賞を受賞し、今回のノーベル文学賞もアジア人女性として初めての受賞となりました。

同賞の受賞決定後から品切が続いていましたが、重版出来分が店頭に並んだことで売上を伸ばしました。

すべての、白いものたちの
著者:ハン・ガン 斎藤真理子
発売日:2023年02月
発行所:河出書房新社
価格:935円(税込)
ISBNコード:9784309467733

アジア初のブッカー国際賞作家による奇蹟の傑作が文庫化。おくるみ、産着、雪、骨、灰、白く笑う、米と飯……。朝鮮半島とワルシャワの街をつなぐ65の物語が捧げる、はかなくも偉大な命への祈り。

(河出書房新社『すべての、白いものたちの』より)

 

第8位は、実写ドラマが最終回を迎えた『団地のふたり』でした。50歳を迎えた幼なじみ二人の日常を描いた物語で、TVドラマでは小泉今日子さんと小林聡美さんが主演を務めました。

団地のふたり
著者:藤野千夜
発売日:2024年07月
発行所:双葉社
価格:693円(税込)
ISBNコード:9784575527650

イラストレーターながら今はネットで不用品を売って生計を立てるなっちゃんこと奈津子。大学の非常勤講師を掛け持ちしながら生活するノエチこと野枝。そんな幼なじみの二人は50歳を迎え、共に独身。生家の築古団地で暮らす。奈津子の部屋で手料理を一緒に食べ、時にはささいなことでケンカもする。高齢のご近所さんのために、二人で一肌脱ぐことだってある。平凡な日々の中にあるちいさな幸せや、心地よい距離感の友情をほっこりと優しく描いた物語。

(双葉社公式サイト『団地のふたり』より)

 




文庫売上ランキング TOP10

※ランキングについて※
・調査期間:2024年10月28日~11月3日 日販調べ
・★印は、調査期間内に発売された新刊です

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第21位~第30位

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