宮部みゆき『気の毒ばたらき』、オモコロチャンネルメンバーが表紙の『anan No.2418 Special Edition』が初登場｜週間ベストセラー（2024年10月22日調べ）

2024.10.22 / ランキング / 記事ほんのひきだし編集部

今回の第1位はNHKテキスト『3か月でマスターするピアノ 10-12月号』で、第2位には宮部みゆきさんの「きたきた捕物帖」シリーズ第3作『気の毒ばたらき』が初登場しました。

３か月でマスターするピアノ１０ー１２月号（２０２４年）: 著者：本田聖嗣; 発売日：2024年09月; 発行所：ＮＨＫ出版; 価格：1,650円（税込）; ISBNコード：9784149112022

気の毒ばたらき: 著者：宮部みゆき; 発売日：2024年10月; 発行所：ＰＨＰ研究所; 価格：2,420円（税込）; ISBNコード：9784569858098

「きたきた捕物帖」シリーズは、半人前の岡っ引き・北一が、湯屋の釜焚き・喜多次とともに、さまざまな事件に翻弄されつつ成長していく時代ミステリー。謎解きに怪異、江戸庶民の人情が描かれている物語で、宮部さんがこれまでに発表した作品とのクロスオーバーも楽しめるのが特徴です。

万作・おたま夫婦が継いだ千吉親分の文庫屋が、放火により火事になった――。
下手人は、台所女中のお染だというが、親分の家でお染に世話になった北一は信じられず、その疑いを晴らすべく奔走する。
さらに、焼け出された人たちが過ごす仮住まいでも事件が起きていた……。
そんななか迎えた新しい年。北一は、ある事をきっかけに、三十年近く前に起きた、貸本屋・村田屋治兵衛の妻殺害事件の真相を明らかにしようと決意する。もちろん、湯屋の釜焚きをしている相棒・喜多次の協力は欠かせない。二人は、この難事件を解決することができるのか。
「ぼんくら」シリーズ（講談社文庫）の人気キャラクター「おでこ」も、二人を助けてくれる存在として登場。
岡っ引き見習いの北一と、謎多き相棒・喜多次の「きたきた」コンビによる物語で、著者が「作家生活35年、集大成のシリーズ」と位置付ける時代ミステリー第3弾！

（PHP研究所公式サイト『気の毒ばたらききたきた捕物帖（3）』より）

第4位には、オモコロチャンネルのメンバーが表紙を飾った『anan No.2418 Special Edition』が初登場しました。オモコロチャンネルはYouTubeチャンネル登録者数が40万人を突破しているYouTuberグループで、Webメディア「オモコロ」の編集メンバーで構成されています。

特集記事は「カルチャーを感じる、ゲーム案内 2024」で、山本さほさんの描き下ろし漫画「ゲームのすゝめ」、小川哲さんの書き下ろしエッセイ「ゲームと公平さ」のほかに、人気ゲームシリーズ「星のカービィ」「龍が如く」などが取り上げられています。