第15回「リブロ絵本大賞」の受賞作が10月1日(火)に発表され、長崎真悟さんの『もぐらけんせつ りすさんいっかの木のおうち』が大賞に輝きました。
リブロ絵本大賞とは
毎年刊行されるたくさんの絵本の中から、リブロ・BOOKSえみたす・よむよむ・パルコブックセンター・オリオン書房・PAPER WALL・あゆみBOOKS・文禄堂・BOOK PARK miyokka!? ・CROSSBOOKS・多田屋 各店の児童書担当者が「広く紹介したい」「強くおすすめしたい」と思う作品を選ぶ良書発掘企画です。第15回の今年は、2023年7月から2024年6月の間に刊行された絵本を対象に、各店の児童書担当者による推薦をもとに10作を候補作として選定し、社内投票により1位になった作品を受賞作としました。
- もぐらけんせつりすさんいっかの木のおうち
- 著者:長崎真悟
- 発売日:2023年07月
- 発行所:童心社
- 価格:1,430円(税込)
- ISBNコード:9784494015887
まちのこうむてん、「もぐらけんせつ」が安全第一でこうじをうけおいます。
すむひと、使うひとのことをかんがえて、こころをこめて作業します。
ショベルカーやブルドーザーなど、かっこいい重機たちがだいかつやく。たてものができていく過程を、絵で見て楽しめるおはなし絵本です。(童心社公式サイト『もぐらけんせつ りすさんいっかの木のおうち』より)
長崎真悟さんコメント
この度は『もぐらけんせつ りすさんいっかの木のおうち』をリブロ絵本大賞に選んでいただきありがとうございます!
まさかこんな立派な賞をいただけるとは思いもよらず、童心社さんや書店の皆さま、読んでくださった方々に感謝の気持ちでいっぱいです。
迫力ある重機が活躍するお話にしたい…ということから描きはじめたのですが、もぐらの職人さんたちの仕事ぶりも応援してもらえたようで、とてもうれしく思っております。
これからも、読者の方に楽しんでもらえる絵本が作れるように頑張りたいと思います!
「リブロ絵本大賞」入賞作品!
『ことばえらびえほん ふわふわとちくちく』 齋藤孝/川原瑞丸(日本図書センタ-)
『ぎょうざが いなくなり さがしています』 玉田美知子(講談社)
『きみのそばに いるよ』 いぬいさえこ(パイ インタ-ナショナル)
『どすこいみいちゃんパンやさん』 町田尚子(ほるぷ出版)
『大ピンチずかん 2』 鈴木のりたけ(小学館)
『うちのピーマン』 川之上英子・健/柴田ケイコ(アリス館)
『わすれていいから』 大森裕子(KADOKAWA)
『こっちをみてる。』 となりそうしち/伊藤潤二/東雅夫(岩崎書店)
『おすしが あるひ たびにでた』 田中達也(白泉社)
※入賞作品の紹介はこちら
10月1日(火)から、 大賞の『もぐらけんせつ りすさんいっかの木のおうち』や入賞作を集めたフェアが、リブロ・BOOKSえみたす・よむよむ・パルコブックセンター・オリオン書房・PAPER WALL・あゆみBOOKSなどで予定されています。
前回(第14回)の大賞作品はこちら
『すしん』が第14回リブロ絵本大賞を受賞!見たことのない展開と不思議な「すし語」が頭から離れない!