【本屋のトレンド】ゲーム実況者・おおはらMENの『ぼくらの to be continued』や、『書いたら燃やせ』がランクイン｜検索ランキング（2024年9月11日調べ）

2024.09.13 / ランキング / 記事ほんのひきだし編集部

本屋で今検索されている本ランキング
全国の書店に設置された端末で「いま何が検索されているのか？」を調べ、ランキング形式でご紹介しています（日販 attaplus!調べ）。売上冊数ではなく「検索数」を集計していることから、従来のランキングとは違った角度で“今話題の本”がわかります。

今回の第1位は、三宅香帆さんの『「好き」を言語化する技術』で、前回の第4位からランクアップしました。第2位は、約2年ぶりの新刊となった『HUNTER×HUNTER』の第38巻で、週間コミックランキング（2024年9月10日調べ）では第1位となりました。

「好き」を言語化する技術　推しの素晴らしさを伝えたいのに「やばい！」しかでてこない: 著者：三宅香帆; 発売日：2024年07月; 発行所：ディスカヴァー・トゥエンティワン; 価格：1,320円（税込）; ISBNコード：9784799330838

ＨＵＮＴＥＲ×ＨＵＮＴＥＲ３８: 著者：冨樫義博; 発売日：2024年09月; 発行所：集英社; 価格：572円（税込）; ISBNコード：9784088842790

第3位には、ゲーム実況者・おおはらMENさんのエッセイ『ぼくらの to be continued』がランクインしました。公務員を目指していたおおはらMENさんのゲーム実況者になるまでの幼少期から学生時代、下積み時代などの秘話などが綴られています。。

ぼくらの　ｔｏ　ｂｅ　ｃｏｎｔｉｎｕｅｄ: 著者：おおはらＭＥＮ; 発売日：2024年09月; 発行所：ＫＡＤＯＫＡＷＡ; 価格：1,650円（税込）; ISBNコード：9784046070432

注目作品は、第5位にランクインした『書いたら燃やせ』。“質問に「正直」に答えるだけの本”として全世界での累計発行部数が350万部を突破している作品です。日本語版の発売は2月でしたが、9月7日（土）の朝日新聞に書評が掲載されたことで、注目度が高まっています。

書いたら燃やせ: 著者：シャロン・ジョーンズ白浦灯; 発売日：2024年03月; 発行所：海と月社; 価格：1,320円（税込）; ISBNコード：9784903212845

SNSでなんでも見せ、拡散する時代、あたかも世界が「巨大な告白の場」と化しているこの時代に、本書はあえて「何も共有しない」ことを勧める。
この本で次々に繰り出される質問に、ときに考え、ときにインスピレーションに任せながら、とにかく“正直に”答えてみる。
だれにも邪魔されないところで、好きなところを開いて、過去、現在、未来について、好きなことを、好きなだけ書いていく。
すると誰もが“意外な”自分に出会って驚くことに。
気づけば、自分のためだけの本ができあがっている。

（月と海社公式サイト『書いたら燃やせ』より）

《全世界で３５０万部突破の大ベストセラーと聞いて、どんな感動的な小説かと思って開いたら……そこにあるのは空欄でした》コラムニスト辛酸なめ子さん評
（売れてる本）『書いたら燃やせ』　シャロン・ジョーンズ〈著〉https://t.co/OSsejjnBBZ

— 朝日新聞読書面 (@asahi_book) September 6, 2024