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佐伯泰英『用心棒稼業』や、柚月裕子『月下のサクラ』が上位に|週間文庫ランキング(2024年2月20日調べ)

今回の文庫ランキング第1位は、佐伯泰英さんの「芋洗河岸」シリーズ第2作『用心棒稼業』でした。本シリーズは、職業なし、金もなし、どこかとぼけているが、剣の達人である侍・小此木善次郎が主人公の時代小説で、1月に発売された第1作から3か月連続で発売されることが決まっています。

用心棒稼業
著者:佐伯泰英
発売日:2024年02月
発行所:光文社
価格:858円(税込)
ISBNコード:9784334102067

美濃国苗木藩を出て、神田明神下にある一口長屋に流れ着いた小此木善次郎は、江戸で初めての新年を迎える。初詣に賑わう神田明神で騒ぎが勃発。青柳道場では客分師範として若手の指導に汗を流す。長屋の女連のための行楽を工面した善次郎だったが、それが芝居小屋に関わる大捕物に発展。長屋に隠された謎は、そこから思いがけぬ展開を見せて――。

(光文社公式サイト『芋洗河岸(2)用心棒稼業』より)

第3位には、前回第10位に初登場した柚月裕子さんの『月下のサクラ』がランクアップしました。警察組織に巣くう不条理の数々に、刑事となった森口泉が挑むシリーズ第2作で、シリーズ累計発行部数は27万部を突破しています。

月下のサクラ
著者:柚月裕子
発売日:2024年02月
発行所:徳間書店
価格:902円(税込)
ISBNコード:9784198949174

念願かない警察広報職員から刑事になった森口泉。記憶力や語学力を買われ、希望していた機動分析係へ配属された。自分の能力を最大限に発揮し、事件を解決に導く――。だが配属当日、会計課の金庫から約一億円が盗まれていることが発覚。メンバー総出で捜査を開始するが、犯行は内部の者である線が濃厚だった。署が混乱する中、さらに殺人事件も発生。組織の闇に泉の正義が揺れる。

(徳間書店公式サイト『月下のサクラ』より)

 

文庫売上ランキング TOP10

※日販調べ
※TOP10のみ前回との順位比較を記載
※★印は集計期間中(2024年2月12日~2月18日)に発売された新刊です

 

第11位~第20位

 

 

第21位~第30位

 

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