11月の総合ランキング第1位は、黒柳徹子さんの『続 窓ぎわのトットちゃん』でした（前回第2位）。『窓ぎわのトットちゃん』42年ぶりの続編の発売ということで各メディアで取り上げられ、12月8日（金）からアニメーション映画「窓ぎわのトットちゃん」が公開されることもあり、発売から約2か月の現在でも注目度が高い作品です。
- 続窓ぎわのトットちゃん
- 著者：黒柳徹子
- 発売日：2023年10月
- 発行所：講談社
- 価格：1,650円（税込）
- ISBNコード：9784065296714
11月に発売された新刊では、11月22日（水）に発売された『大ピンチずかん2』が第4位に、11月8日（水）に発売された凪良ゆうさんの『星を編む』が第7位にランクインしました。
「大ピンチずかん」は、子どもが大ピンチに陥ったときの解決策をユーモアたっぷりに紹介している絵本シリーズで、『大ピンチずかん2』の発売によって『大ピンチずかん』も売上を伸ばし、第5位にランクインしました。
- 大ピンチずかん ２
- 著者：鈴木のりたけ
- 発売日：2023年11月
- 発行所：小学館
- 価格：1,650円（税込）
- ISBNコード：9784097252436
- 大ピンチずかん
- 著者：鈴木のりたけ
- 発売日：2022年02月
- 発行所：小学館
- 価格：1,650円（税込）
- ISBNコード：9784097251385
大ピンチグラフ採用で大ピンチが丸わかり！
子どもが大ピンチに陥ってしまったとき、その大ピンチの理由がわかれば、そんなにおそれることはない。進化した『大ピンチずかん2』では、子どもが陥りやすい大ピンチを、大ピンチレベルの順に掲載するのはそのままに、新たに採用した「大ピンチグラフ」で、6つの要素からその理由を解明する。さてきみの大ピンチの原因はなんだろう？ ドキドキ？ イライラ？ それともつらい？（小学館公式サイト『大ピンチずかん2』より）
『星を編む』は、2023年に本屋大賞を受賞した『汝、星のごとく』の続編で、『小説現代』に掲載された3編を加筆改稿した作品です。多くの読者に愛されてきた作品の続編ということで、早くから注目を集め、現在は累計発行部数10万部を突破しています。
また、『汝、星のごとく』の発売時も実施されて好評だった、購入者対象のオンライントークイベントの“続編”「なぎらのとびら2」が12月7日（木）に開催されます。本作を書く経緯となった舞台裏や創作秘話が、凪良さん本人から明かされます。
- 星を編む
- 著者：凪良ゆう
- 発売日：2023年11月
- 発行所：講談社
- 価格：1,760円（税込）
- ISBNコード：9784065327869
『汝、星のごとく』で語りきれなかった愛の物語
「春に翔ぶ」――瀬戸内の島で出会った櫂と暁海。二人を支える教師・北原が秘めた過去。彼が病院で話しかけられた教え子の菜々が抱えていた問題とは？
「星を編む」――才能という名の星を輝かせるために、魂を燃やす編集者たちの物語。漫画原作者・作家となった櫂を担当した編集者二人が繋いだもの。
「波を渡る」――花火のように煌めく時間を経て、愛の果てにも暁海の人生は続いていく。『汝、星のごとく』の先に描かれる、繋がる未来と新たな愛の形。（講談社BOOK俱楽部『星を編む』より）
月間総合ランキングTOP10
※ランキングについて※
・調査期間：2023年11月1日～11月30日 日販調べ
・★印は、調査期間内に発売された新刊です
第11位～第20位
前回のランキングを見る
・乃木坂46遠藤さくらファースト写真集『可憐』、『続 窓ぎわのトットちゃん』、『NHK大河ドラマ・ガイド どうする家康 完結編』がランクイン｜2023年10月 月間ベストセラー
