- 朝イチの「ひとり時間」が人生を変える
- 著者:キム・ユジン 小笠原藤子
- 発売日:2023年04月
- 発行所:文響社
- 価格:1,848円(税込)
- ISBNコード:9784866516196
『朝イチの「ひとり時間」が人生を変える』の要点
1.明け方は「人生のボーナスタイム」である。一日のほとんどが「運命に任せる時間」であるのに対して、早朝は「自分がコントロールする時間」だ。朝に自分だけの時間をつくることで、人生をがらりと変えることができる。
2.成功者たちは早朝に活動している。彼らにとって明け方は睡眠時間ではなく、活動時間なのである。
3.明け方起床のポイントは「何時に寝るか」にある。
4.前日の夜に、起きてから寝るまでのスケジュールを作成する。その際、自由に使える時間がどのくらいあるかを把握して、やることをリスト化しよう。
『朝イチの「ひとり時間」が人生を変える』レビュー
イーロン・マスク、ジェフ・べゾス、ティム・クック。彼らの共通点は何か。1つ目は「成功者」であること、もう1つは「早起き」であることだ。彼らだけではない。成功者たちに早起きを習慣づけている人たちは驚くほど多い。
本書の著者もその一人である。著者は学生時代から現在まで朝4時30分起床を実践し、米国の司法試験に合格した。韓国に帰国して弁護士として働き始めてからも、本業と並行して動画制作や本の執筆などをして、自身の可能性を広げている。著者のYouTubeチャンネルは登録者数20万人、動画再生累計1000万回と、韓国で「早起きブーム」を巻き起こすほど話題となっている。
著者は明け方の時間を「人生のボーナスタイム」と呼んでいる。まだ気温も上がりきっておらず、周囲も静かな早朝に起きて自分の好きなことをする。買ってそのままになっている本を読んでもいいし、ウォーキングに出かけてもいい。誰にも邪魔されず思い思いに過ごせる早朝は、自分を取り戻せるボーナスのような時間なのである。
要約者も学生時代の試験前に、一週間だけ早朝勉強に挑戦したことがある。22時に就寝して翌朝4時に起床し、6時まで2時間勉強する。その甲斐あってか、その試験の結果は上々だったと記憶している。
著者は、早起きは毎日実践できなくても良いと言っている。そう思えば、少しはハードルも低くなるだろう。毎日を前向きに過ごしたい人、成功のきっかけをつかみたい人におすすめの一冊である。
『朝イチの「ひとり時間」が人生を変える』が気になる方におすすめ
- 人生をガラリと変える「帰宅後ルーティン」
- 著者:リュ・ハンビン 小笠原藤子
- 発売日:2023年07月
- 発行所:文響社
- 価格:1,848円(税込)
- ISBNコード:9784866516509