1991年に発売された『魔性の子』から始まり、2019年には18年ぶりの新作長編『白銀の墟 玄の月』が発売されて話題となった小野不由美さんの「十二国記」シリーズ。現実世界と、地図上にない異世界〈十二国〉を舞台に繰り広げられる壮大なファンタジーで、シリーズ累計発行部数が1,300万部を超える人気作です。
イラストを手掛けるのは山田章博さんで、漫画家としての活動のほか、小説の装画・挿絵、アニメやゲームのキャラクターデザインなど、イラストレーターとして幅広いジャンルで活躍しています。
美麗で繊細かつ、圧倒的な迫力と躍動感あふれる挿画は、「十二国記」の壮大な世界観を30年以上も彩り続けています。
そんな山田さんの作品の魅力が詰まった『「十二国記」絵師 山田章博の世界』が12月12日(火)に発売されます。
本作は、品切れ・完売店が続出した『芸術新潮』2022年6月号(特集「『十二国記』絵師 山田章博の世界」)の書籍化で、初収録となるイラストや、新規特集が大幅に増補されています。
現在、書店やネット書店にて予約を受付中です。
- 「十二国記」絵師 山田章博の世界
- 著者:山田章博 芸術新潮編集部
- 発売日:2023年12月
- 発行所:新潮社
- 価格:1,815円(税込)
- ISBNコード:9784103359333
「十二国記」絵師 山田章博の世界 作画風景
山田章博さんプロフィール
1957年高知県生まれ、京都府在住。マンガ家、イラストレーター。1981年、『ぱだんぱだん』でマンガ家デビュー。代表作は、『BEAST of EAST~東方眩暈録~』、『ロードス島戦記~ファリスの聖女~』など。イラストレーターとしても、多くの装画・挿絵を手掛けており、「十二国記」シリーズ(小野不由美・著)は30年にわたる代表作。その他、ゲーム、アニメのキャラクター原案、映画のコンセプトデザイン等も手掛ける。1996年、第27回星雲賞(アート部門)受賞。