「SNSで推された本」に光を当て、読者と出版社・書店・著者をつなぐ新たな賞「SNS推し本大賞2026」。第2回の授賞式が、10月30日(金)にTODA HALL & CONFERENCE TOKYO(東京都中央区)で開催されました。
「SNS推し本大賞」とは、SNS上のリアルな声をもとに作品を評価する取り組みで、読者一人ひとりの“推し”がそのまま票として反映される読者主導型のブックアワードです。
ほんのひきだしでは、より本アワードを盛り上げるべく、SNS推し本大賞の受賞作品をご紹介します。今回は、人文・自然科学部門で大賞を受賞した『自然はすごい いつもの道が美しく見える5つの視点』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)です。ぜひ書店店頭で手に取ってみてください。

『自然はすごい いつもの道が美しく見える5つの視点』
著者:ノダカズキ
発売日:2026年4月
発行所:ディスカヴァー・トゥエンティワン
定価:1,980円(税込)
ISBN:9784799332696
〈目次〉
第1章 暮らしは自然でできている
文化/言葉/人工物との境界…
第2章 街歩きで感じる自然
街路樹/カタツムリ/カラス…
第3章 家の中にひそむ自然
サボテン/ガラス/紙…
第4章 食卓に並ぶ自然
竹/キノコ/豆…
第5章 人間の歴史の中にある自然
うんこ/海藻/コーヒー…
発売即3万部突破!散歩が驚くほど楽しくなる1冊
本書は「こんなこと知らなかった!」と思わず誰かに話したくなるエピソードが満載です。サボテンは生き延びるために葉っぱを捨てた/寿司屋でその地域の「海」を観察できる/竹林は地下で全部つながっている/カタツムリは無数の歯でコンクリートを削っている/雨を表す言葉は1200種類/古着が紙の原料だった時代があった/もやしは野菜の名前じゃない……。自然の物語を知れば、世界はもっと美しく見えます。本書を片手に、ぜひ「いつもの道」を歩いてみてください。
「雑学」ではなく「視点」をくれる1冊
人間のために咲いているわけではないのに、花はなぜ美しいのか?――道端に咲く花、観賞用のサボテン、寿司屋のネタ、食卓に並ぶ食材。私たちの日常には「自然」があふれていて、その一つひとつに生存戦略や、その土地の歴史・文化にまつわるエピソードが詰まっています。本書はいわゆる「雑学本」ではありません。それらのエピソードを通して、日常がより豊かになる「視点」をお届けする1冊です。
サイエンス作家・竹内薫さん推薦! 知的好奇心をおおいにくすぐる一冊
本書の魅力は、話が足元の植物や生き物だけで終わらないこと。キノコが産業革命の歴史を変えた?昆布は明治維新の陰の立役者?と、身近な自然から歴史や経済、私たちの暮らしへと視野がどんどん広がっていきます。その答えは、すべて本の中に。「自然には詳しくない」という方にこそ手に取っていただきたい教養書です。
【編集者のコメント】
自然というと、普段の生活から遠いものだと感じられるかもしれません。
でもこの本で取り上げる自然は「雨」「カラス」「紙」など、言われてみれば「自然」だけれど、意識していなかったものばかり。本書を読んでいると、「自然と人間の生活は、こんなところでも交わってるんだ」という発見が止まりません。絶妙な比喩をまじえたノダさんの軽妙な語り口も、この本の魅力のひとつ。ぜひお手に取ってみてください!
著者プロフィール
ノダカズキ
ネイチャーガイド/自然観察家/株式会社白老ネイチャーオフィス 代表取締役
佐賀県出身・1997年生まれ。幼少期より自然の美しさに魅せられる。愛媛大学農学部に入学するも、森林だけではなく多角的な自然の観点を学ぶため1年で中退。そのあとは自然をテーマに国内外を飛び回る。2020年には北海道白老町に移住。
現在は自然の美しさとおもしろさを伝えることを軸に、ネイチャーガイドや自然教育、ワークショップなど提供。音声で聞く自然ガイドをコンセプトにPODCAST番組「ノダカズキの野良歩き」「ミモリラジオ」を制作。ミモリラジオは自然部門で1位。全体ランキングで6位を獲得。
