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完璧男女の“騙し合い”ラブコメ『恋せよまやかし天使ども』、「王様のブランチ」で紹介の『鏡の国』がランクイン|本屋で今検索されている本ランキング(2023年9月13日~9月19日)

本屋で今検索されている本ランキング
全国の書店に設置された端末で「いま何が検索されているのか?」を調べ、ランキング形式でご紹介しています(日販 attaplus!調べ)。売上冊数ではなく「検索数」を集計していることから、従来のランキングとは違った角度で“今話題の本”がわかります。



 

第1位は前回と同じく、バーチャルライバー(VTuber)・剣持刀也さんのエッセイ『虚空教典』、第2位は『デザート』(講談社)で連載されている卯月ココさんの最新作『恋せよまやかし天使ども』第1巻でした。

『恋せよまやかし天使ども』は、才色兼備で学級委員長、学園のマドンナ的存在である完璧女子・桂おとぎと、優等生で副委員長の完璧男子・一刻(にのまえ・とき)を巡る物語。しかし完璧と思われる2人は、互いに“裏の顔”を持っていて――という内容です。

9月13日(水)に発売されると品切れする書店が続出し、重版が決定しています。

恋せよまやかし天使ども 1
著者:卯月ココ
発売日:2023年09月
発行所:講談社
価格:550円(税込)
ISBNコード:9784065329986

自分以外の誰かから求められる自分像を崩さないように、常に完璧美少女を演じてきた桂おとぎ。ついた学園での異名は、その名も“心撃の天使”。だけど、誰にも見せないヒミツにするはずだった裏の顔を、気になっていた完璧男子の一 刻(にのまえとき)に見られてしまう…。ところが、優しくて完璧だと思っていた一 刻にもヒミツにしていた裏の顔があった!!! その一面を知ってしまったおとぎは彼から「共犯」相手として気に入られてしまう。思わぬ展開に心が振り回されるおとぎは…!?

どちらもギャップがたまらない! 完璧を装う男女のだまし合い(?)ラブ、始まる―!!?

(講談社コミックプラス『恋せよまやかし天使ども(1)』より)

 

第3位には、京極夏彦さんの「百鬼夜行」シリーズの最新作『鵼の碑』(ぬえのいしぶみ)の講談社ノベルス版がランクインし、同時に発売された単行本も第8位となりました。デビュー作である『姑獲鳥の夏』から続くシリーズで、長編としては2006年に発売された『邪魅の雫』から17年ぶりの発売となり、講談社ノベルス版は週間ベストセラー(2023年9月19日調べ)で第2位となりました。

ぬえの碑
著者:京極夏彦
発売日:2023年09月
発行所:講談社
価格:2,420円(税込)
ISBNコード:9784065150450

ぬえの碑
著者:京極夏彦
発売日:2023年09月
発行所:講談社
価格:3,960円(税込)
ISBNコード:9784065330722

 

第10位には、『珈琲店タレーランの事件簿』の著者・岡崎琢磨さんの最新作『鏡の国』がランクインしました。大御所作家の遺稿を巡るミステリー作品で、9月16日(土)に「王様のブランチ」(TBS系)で紹介されて話題となっています。

大御所ミステリー作家・室見響子の遺稿が見つかった。それは彼女が小説家になる前に書いた『鏡の国』という私小説を、死の直前に手直ししたものだった。「室見響子、最後の本」として出版の準備が進んでいたところ、担当編集者が著作権継承者である響子の姪に、突然こう告げる。「『鏡の国』には、削除されたエピソードがあると思います」――。

削除されたパートは実在するのか、だとしたらなぜ響子はそのシーンを「削除」したのか、そもそも彼女は何のためにこの原稿を書いたのか……その答えが明かされた時、驚愕の真実が浮かび上がる。

(PHP研究所公式サイト『鏡の国』より)

 

本屋で今検索されている本ランキング(2023年9月13日~9月19日)

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