累計発行部数1,400万部を超える小野不由美さんのファンタジーシリーズ「十二国記」の7年ぶりとなる新刊、『幽冥(ゆうめい)の岸』が9月17日(木)に発売されます。
本作は、2019年発売の『白銀の墟 玄の月』に続く、全4編収録の短編集で、「戦城南」「異邦の客」「夢の結び」「幽冥の岸」の4話の短編で構成されます。発売が待ち遠しい本作ですが、このたび書影が公開されました。表紙に描かれたのは、琅燦(ろうさん)です。『白銀の墟 玄の月』の中でも謎めいた存在として登場していた彼女が、『幽冥の岸』収録の「異邦の客」に登場します。

発売日:2026年9月17日
発行所:新潮社
定価:825円(税込)
ISBN:9784101240664
新刊発売を記念したイベントも続々開催
山田章博さんによる「十二国記」原画展

『幽冥の岸』の刊行を記念して、表紙を描いた山田章博さんによる「十二国記」原画展が、丸善 丸の内本店(東京都千代田区)の4FギャラリーBで開催されることが決定しました。
新刊のために描き下ろされたばかりのカバー装画と挿絵が全点、画初公開されるほか、『白銀の墟 玄の月』をはじめ、『幽冥の岸』に関連するイラストも多数展示されます。文庫サイズでは味わえない繊細で美しい筆のタッチを、貴重な原画で間近に感じられる特別な機会です。ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。
「十二国記」ぷっくりシールがもらえる! カウントダウンフェアとPOP UP STORE開催
■カウントダウンフェア
新作発売にさきがけて、8月初旬より、全国約2,000店の書店で「十二国記」新刊カウントダウンフェアが開催されます。新潮文庫「十二国記」既刊全点が並ぶこのフェアでは、シリーズ35周年と累計発行部数1,400万部突破を祝して、新潮文庫「十二国記」シリーズを購入された方に、フェア限定の「十二国記」ぷっくりシールがプレゼントされます。
絵柄は6種類です。はじめて「十二国記」を読む人も、新作発売にあわせて読み直す人も、この機会にぜひ、ここでしか手に入らない書店限定のレアシールを手に入れてください。
▲新刊カウントダウンフェア限定の「十二国記」ぷっくりシール
※「十二国記」新刊カウントダウンフェアは8月初旬より順次開始されます
※書店店頭で新潮文庫版「十二国記」を1冊ご購入につき、特典シールを1枚がプレゼントされます。無くなり次第終了です
※特典シールの入荷予定数、配布方法は、書店により異なります
※ネット書店・オンライン書店での特典シールの配布はありません
■POP UP STORE
新刊発売を記念して、「十二国記」のグッズが買える「十二国記」POP UP STOREが開催されます。POP UP STOREは、2025年に姫路文学館で開催された「十二国記」山田章博原画展で新発売され反響の大きかったグッズを全国で購入できる初めての機会です。
「十二国記」POP UP STOREが開催される書店及び期間は以下の通りです。
・大垣書店 イオンモールKYOTO店 特設コーナー【9月1日~9月30日】
・紀伊國屋書店 梅田本店 文庫売場・特設コーナー【9月6日~9月30日】
・紀伊國屋書店 新宿本店 2階ブックサロン【9月17日~10月18日】
・紀伊國屋書店 横浜店 店内フェア台【9月1日~10月15日】
・三省堂書店 池袋本店 別館地下1階 Aゾーン【9月1日~9月30日】
・三省堂書店 神田神保町本店 2階 探求の洞窟【9月1日~9月30日】
・三省堂書店 有楽町店 店内階段踊り場特設コーナー【9月1日~9月30日】
・ジュンク堂書店 福岡店 3階 POPUPコーナー【9月17日~10月14日】
・書泉ブックタワー 1階 POPUPコーナー【9月1日~10月4日】
・MARUZEN&ジュンク堂書店 札幌店 3階イベントスペース【9月17日~10月14日】
・丸善 岡山シンフォニービル店 地下1階 文具イベントスペース【9月17日~10月14日】
・丸善 丸の内本店 1階イベントスペース【9月17日~10月14日】
「十二国記」POP UP STORE会場限定の絵柄のぷっくりシールも用意されており、各会場で「十二国記」グッズを税込3,300円以上購入された方に1枚プレゼントされます。
▲「十二国記」POP UP STORE会場限定ぷっくりシール
※なくなり次第終了です
※1会計につき1枚配布です
※書籍は対象外です
※お渡しの方法は書店により異なります
「十二国記」とは
1991年から読み継がれる小野不由美さんの代表作

「十二国記」は、私たちが住む世界と、地球上には存在しない異世界とを舞台に繰り広げられる、壮大なファンタジーです。
二つの世界は、虚海という広大な海に隔てられ、「蝕」と呼ばれる現象によってのみ繋がっています。異世界では、神々が棲む五山を戴く黄海を、慶、奏、範、柳、雁、恭、才、巧、戴、舜、芳、漣の十二の国々が、幾何学模様のような形で取り囲み、それぞれの国では、天意を受けた霊獣である「麒麟」が王を見出し、「誓約」を交わして玉座に据えます。王は、天命のある限り永遠の命を得て、国を治め、麒麟は宰輔(さいほ)として側に仕えます。
それぞれの国を舞台に繰り広げられる深遠な人間ドラマは、生きる意味や人間としての尊厳、信じる強さを深く問いかける大河小説といえます。2002年から2003年にかけて、NHKでテレビアニメ化されたことでも話題となりました。2025年12月には、柚香光さん主演のミュージカルも反響を呼び、ふたたび注目を集めています。
著者プロフィール
小野不由美
おの・ふゆみ。大分県中津市生まれ。大谷大学在学中に京都大学推理小説研究会に在籍。1988(昭和63)年、作家デビュー。1991(平成3)年刊行の『魔性の子』に始まる『月の影 影の海』などの「十二国記」シリーズは、ファンタジー小説界に衝撃を与え、代表作となる。1993年、『東亰異聞』が、日本ファンタジーノベル大賞の最終候補作となり、話題を呼ぶ。2013年、「残穢」で山本周五郎賞受賞。2020(令和2)年、「十二国記」シリーズで吉川英治文庫賞受賞。その他著書に、「ゴーストハント」シリーズ、『屍鬼』『黒祠の島』『鬼談百景』『営繕かるかや怪異譚』などがある。