この夏、本屋を会場に【「汝、星のごとく」花⽕⼤会】が開催されます。
このイベントは、『流浪の月』と『汝、星のごとく』で本屋大賞を2度受賞した凪良ゆうさんが、「書店は素敵な仕掛けで本と出会わせてくれる場所。その魅⼒を改めて伝えたい。書店とそこに集う読者の皆様に恩返しをしたい」との思いから、講談社とともに「感謝」と「愛」を込めて企画したものです。
凪良さんが1度⽬の本屋⼤賞を受賞した2020年4月7日は、新型コロナウイルスによる緊急事態宣⾔の発令(7都府県)と同⽇でした。あれから3年を経た今年、幾度も休業や時短営業を実施しながらも物語を届け続けた全国の書店員たちの応援により、凪良さんの『汝、星のごとく』は20回⽬となる本屋⼤賞に選ばれました。
【「汝、星のごとく」花⽕⼤会】では、8⽉14⽇(⽉)〜9⽉13⽇(⽔)の期間、「スマホで打ち上げよう。本屋であなただけの⼿のひら花⽕」が全国の参加書店にて開催されるほか、8⽉19⽇(⼟)には六本⽊ 蔦屋書店で1⽇限りのSpecial 感謝祭「本屋でプロジェクションマッピング花⽕」も予定されています。
イベントで使⽤される花⽕は、『汝、星のごとく』の中でも印象的に描かれた、愛媛県今治市の夏祭り「おんまく」の花⽕がモチーフとなっています。
「汝、星のごとく」花⽕⼤会第1弾 概要
「スマホで打ち上げよう。本屋であなただけの⼿のひら花⽕」
開催⽇:8⽉14⽇(⽉)〜9⽉13⽇(⽔)
参加費:無料
場所:全国の参加書店にて
参加方法:
❶店頭に掲出されたポスターから⼆次元コードを読み取る
※上記画像内の二次元コードは読み取ることができません。実施店舗にて体験ください。
❷この画⾯から、手にした本や書店内のお気に⼊りの場所を背景に次々と花⽕が打ち上がります。
❸背景と花⽕の組み合わせは無限⼤。そのまま眺めて楽しむもよし、写真を撮るもよし。その写真をハッシュタグ「#本屋で花⽕を⾒上げよう」をつけてSNSに投稿すると、抽選で図書カードが当たるキャンペーンも開催されています。
※キャンペーンの詳しい内容は、二次元コードを読みとったイベントページに記載されています。
「汝、星のごとく」花⽕⼤会第2弾 概要
1⽇限りのSpecial 感謝祭「本屋でプロジェクションマッピング花⽕」
開催⽇:8⽉19⽇(⼟)
場所:六本⽊ 蔦屋書店 ROPPONGI ATRIUM
(東京都港区六本⽊6-11-1 六本⽊ヒルズ 六本⽊けやき坂通り)
スケジュール:
15:00〜ミニ屋台オープン
18:45〜凪良ゆうさん登壇 開催宣⾔
19:00〜、20:00〜、21:00〜、22:00〜(プロジェクションマッピング)
※投影時間:5〜10分間(⾳声あり)1時間ごとに実施予定
※お客様の滞留状況により開始時間が前後する場合があります
当⽇は、「書店は物語を体験できる場所。本と出会える場所」であることを堪能できる、「本と出会う」ミニ屋台も用意されています。
この夏、書店でしか体験できない「花火大会」に、出かけてみてはいかがでしょうか。
- 汝、星のごとく
- 著者:凪良ゆう
- 発売日:2022年08月
- 発行所:講談社
- 価格:1,760円(税込)
- ISBNコード:9784065281499
ーーわたしは愛する男のために人生を誤りたい。
風光明媚な瀬戸内の島に育った高校生の暁海(あきみ)と、自由奔放な母の恋愛に振り回され島に転校してきた櫂(かい)。
ともに心に孤独と欠落を抱えた二人は、惹かれ合い、すれ違い、そして成長していく。
生きることの自由さと不自由さを描き続けてきた著者が紡ぐ、ひとつではない愛の物語。ーーまともな人間なんてものは幻想だ。俺たちは自らを生きるしかない。
(講談社BOOK倶楽部『汝、星のごとく』より)
【凪良ゆう プロフィール】
なぎら・ゆう。京都市在住。2007年に初著書が刊⾏され本格的にデビュー。BLジャンルでの代表作に連続TVドラマ化や映画化された「美しい彼」シリーズなど多数。17年に『神さまのビオトープ』(講談社タイガ)を刊⾏し⾼い⽀持を得る。19年に『流浪の⽉』と『わたしの美しい庭』を刊⾏。20年『流浪の⽉』で本屋⼤賞を受賞。同作は22年5⽉に実写映画が公開された。20年刊⾏の『滅びの前のシャングリラ』で2年連続本屋⼤賞ノミネート。本書は、第168回直⽊賞候補、第44回吉川英治⽂学新⼈賞候補、2022王様のブランチBOOK⼤賞、キノベス!2023第1位、第10回⾼校⽣直⽊賞、そして2023年、2度⽬となる本屋⼤賞受賞作に選ばれた。
あわせて読みたい
・第20回本屋大賞は凪良ゆう『汝、星のごとく』!2度目の「書店員が選んだいちばん!売りたい本」に
・「人はわかり合えない」を出発点に真正面から恋愛を描く『汝、星のごとく』凪良ゆうインタビュー