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直木賞作家・小川哲の初エッセイ『斜め45度の処世術』が4月17日発売!刊行記念サイン会も開催決定

『斜め45度の処世術』

世間から2cm浮いてる“SF作家”が贈る、苦笑いと共感が止まらないひねくれ者の処世術

2023年本屋大賞入賞作『君のクイズ』が5月15日(金)に映画公開を控えるなど、注目を集める作家・小川哲さん。その初エッセイとなる『斜め45度の処世術』が、4月17日(金)に発売されます。

本作は、雑誌『Pen』での3年間にわたる連載を再編集した一冊。タイトルに「処世術」とありますが、そこは「斜め45度」という枕詞のとおり、世間一般のビジネスマナーや世渡り術とは一線を画す、小川さんならではの思考が綴られています。

『僕はずっと自分が「普通」だと思って生きてきたのだが、小説家になって自分の考えを文章で書きはじめると、いろんな人に「変わっている」とか「屁理屈」とか「ひねくれ者」とか言われるようになった。(中略)この本には、「僕が世界をどう認識しているか」という視点が記されている』

本文より

「ひねくれ者」の小川さんが教えてくれる「処世術」は、例えばこんなこと。

・「今日は暑いですね」というどうでもいい雑談を、意味のある会話にする方法
・人間関係にストレスを抱えないコツ
・恥ずかしい黒歴史を前向きに受け入れられる考え方

圧倒的な筆力と軽快な皮肉とを交えて展開される、独特なコミュニケーション論、人間関係術、人生哲学は、苦笑いと共感が止まりません。

変わり者のSF作家の視点からしか見つけられない、人生を少し楽にするヒントが詰まった一冊。ぜひ、書店の店頭で手に取ってみてください。

 

刊行記念サイン会開催決定!

【日時】2026年4月26日(日)13:00開始
※参加グループにより集合時間が異なります

【場所】紀伊國屋書店新宿本店 9階イベントスペース

【参加費】「対象書籍付き参加チケット」1,850円(書籍代『斜め45度の処世術』1,650円+販売手数料)

【申込方法・詳細についてはこちら】
紀伊國屋書店ホームページ:https://store.kinokuniya.co.jp/event/1774786023/
※申込は4月7日(火)正午開始
※ウェブのみの受付。店頭や電話ではいっさい承ることができません

 

書誌情報

『斜め45度の処世術』『斜め45度の処世術』
著者:小川哲
発売日:2026年4月17日
発行所:CEメディアハウス
定価:1,650円(税込)
ISBN:9784484221595

【目次】
15°――
無意味な雑談を避ける方法/自分語りの活用法/なぜこの人の話はつまらないのか/説明上手になるために必須な2つの能力/たとえ話の精度を上げる前提条件/経歴は美化して喋っていい/自称“グルメ”に注意/“お薦め”は信頼に関わる/レジの人に意志を奪われたくない/好き嫌いは言語化しないほうがいい/誹謗中傷されても“喰らわない”考え方

30°――
社会人になっても友人関係を続けるには/友人と縁を切るタイミング/人間関係に悩むのは傲慢である/他人を見下してしまいそうになったら/「失敗は成功のもと」ではない/いい人か悪い人かの判断基準/“正直者”は嘘が得意/聖人君子には見えないもの/“性格がいい”ってなんだろう/人間関係を「漫画型」と「小説型」で考える

45°――
人間にできて、AIにできないこと/運動神経とメンタル神経/口が臭い可能性から気づいたこと/失恋は早めに済ませたほうがいい/部屋を綺麗に保つ方法は2つしかない/手土産の代わりに現金を渡してはいけない理由/潜在的な価値観を浮き彫りにする方法/ひねくれ者がこじらせた末路/脳内を悟られたくない/「七転び八起き」は数が合わない/「あけましておめでとう」を言いたくない/“変な人”に憧れてしまう問題/年下の成功に焦らなくていい/黒歴史を恥じるべからず/完璧な計画書(プロット)はない/「コスパがいいか」は最期までわからない

 

著者プロフィール

小川哲写真:佐山裕子

小川哲

おがわ・さとし。1986年、千葉県生まれ。東京大学大学院総合文化研究科博士課程退学。2015年に『ユートロニカのこちら側』で第3回ハヤカワSFコンテストの〈大賞〉を受賞しデビュー。2018年に『ゲームの王国』で第38回日本SF大賞と第31回山本周五郎賞を、2022年に『地図と拳』で第13回山田風太郎賞を、2023年に同作で第168回直木三十五賞を、『君のクイズ』で第76回日本推理作家協会賞〈長編および連作短編集部門〉を受賞。2026年5月には同作が映画化。他の著作に『嘘と正典』『君が手にするはずだった黄金について』『スメラミシング』『火星の女王』『言語化するための小説思考』などがある。