『流浪の月』『汝、星のごとく』で2度の本屋大賞に輝いた凪良ゆうさんの新刊『多類婚姻譚(たるいこんいんたん)』が、5月27日(水)に発売されます。
「一番近くにいる他人〈こいびと〉、どうして結婚はこんなに難しくなってしまったのだろう――」
セクシュアリティやジェンダー、金銭感覚、世代格差、生育環境……あらゆる価値観の対立の中で、現代を生きるわたしたちの祈りと叫び。凪良さんが“今そこにある愛のかたち”を描いた5編の連作短編集です。
凪良ゆうさんからコメント

文芸書としては『星を編む』から2年半、ようやく新刊をお届けできます。
今作は結婚について。
婚姻譚と銘打ちながらも、婚姻への道のりがはてしなく遠い!! これは果たして婚姻譚と言えるのか、と担当さん達と首をかしげる場面もありました。
読んでくださった方たちと“現代の結婚”について語り合ってみたいです。
書誌情報
『多類婚姻譚』
著者:凪良ゆう
発売日:2026年5月27日
発行所:講談社
定価:2,090円(税込)
ISBN:9784065429839
【収録作紹介】
1:「Thank you for your understanding」
家族の期待に応え、ついに恋人と帰省する決意を決めた華。
2:「Beautiful Dreamer」
結婚したい。ありふれた夢のはずなのに、東京ではこんなにも遠い。
3:「小鳥たち」
離婚して、実家の書店を継いだ一葉。そこに偶然、初恋の人がやって来て――。
4:「Position Talk」
入籍を目前にした男女。性差を越え、個として分かり合える日は来るのか。
5:「C'est la vie」
仕事も恋も、魂を分け合った二人。だが、夢のような時間はいつか終わりが来る。
著者プロフィール
凪良ゆう
なぎら・ゆう。京都市在住。2007年に初著書が刊行され本格的にデビュー。BLジャンルでの代表作に連続TVドラマ化や映画化された「美しい彼」シリーズなど多数。2017年に『神さまのビオトープ』(講談社タイガ)を刊行し高い支持を得る。2019年に『流浪の月』と『わたしの美しい庭』を刊行。2020年『流浪の月』で本屋大賞を受賞。同作は2022年5月に実写映画が公開された。2020年刊行の『滅びの前のシャングリラ』で2年連続本屋大賞ノミネート。第168回直木賞候補、第44回吉川英治文学新人賞候補、2022王様のブランチBOOK大賞、キノベス!2023第1位、第10回高校生直木賞などに選ばれた『汝、星のごとく』にて、2023年に自身2度目となる本屋大賞を受賞。同書は2026年に実写映画化されることが発表された。
