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2019年7月のランキングでは、『もっとざんねんないきもの事典』と『一切なりゆき』がトップ2を獲得しました。
歌手・浜崎あゆみさんの“告白本”『M 愛すべき人がいて』や、7月に公開された映画「天気の子」のジュニア向けノベライズなど、新刊がバラエティに富んでいた8月。ランキングはいったいどうなっているのでしょうか。さっそく見ていきましょう!
8月の総合ランキング、第1位は『大家さんと僕 これから』でした。
『大家さんと僕 これから』は、「カラテカ」の矢部太郎さんのコミックエッセイ最新刊。
矢部さんと大家さんとの心温まる交流が描かれたコミックエッセイは、本作で3作目。大家さんとの別れを受けて、「僕」のほろりと泣ける「これから」のストーリーが描かれています。
これまで発売された『大家さんと僕』『「大家さんと僕」と僕』と合わせて、シリーズ100万部を突破している人気作。シリーズの立ち読みや、矢部さんと紙芝居芸人の鉄拳さんとの対談などが掲載された特設サイトもオープンしています!
第2位には『M 愛すべき人がいて』がランクイン。
本作は、ノンフィクション作家・小松成美さんが浜崎さんへの徹底取材のもと書いた自伝的物語。時代を彩った「あゆ」の告白に、ファンを中心に爆発的な売上を記録しました。
歌姫誕生に秘められた、出会いと別れの物語。「二人で作り上げた“浜崎あゆみ”は、マサにも、あゆにも、手に負えないモンスターになってしまったね」
博多から上京したありふれた少女・あゆを変えたのは、あるプロデューサーとの出会いだった。
やがて愛し合う二人は、“浜崎あゆみ”を瞬く間にスターダムに伸し上げる。
しかし、別れは思いのほか、早く訪れ……。
(幻冬舎公式サイトより)
続いて第3位は『もっとざんねんないきもの事典』。
前月ランキング第1位の「ざんねんないきもの事典」シリーズ最新作が、夏休みシーズンの特需効果もあり、8月も第3位と上位をキープしています。
また惜しくもベスト3には入りませんでしたが、第4位は『時間の花束 Bouquet du temps』が初登場でランクイン。三浦百恵さんが30数年にわたってつくってきたキルト作品をまとめた作品集です。
そして第10位には、第161回芥川賞受賞作『むらさきのスカートの女』がランクイン。
今村夏子さんはデビュー作『こちらあみ子』で三島由紀夫賞受賞、第2作『あひる』で芥川賞候補、第3作『星の子』でも芥川賞候補と高い評価を受けており、その独特の作風で書店員のファンも多い作家です。
7月17日(水)芥川賞発表後に一時的に品薄に。7月下旬に重版され、8月は安定して売上を伸ばしました。
9月も、『動かないゼロトレ』(9月4日発売)や『みんなで筋肉体操』(9月11日発売)など注目作が目白押し!
次回はいったいどのような本がランキング入りするのでしょうか。お楽しみに。
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