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2019年6月のランキングでは、『一切なりゆき』と『おしりたんてい かいとうとねらわれたはなよめ』がトップ2を獲得しました。
今回のランキングはいったいどうなっているのでしょうか。さっそく見ていきましょう!
第1位には、『もっとざんねんないきもの事典』が初登場でランクインしました。
生き物の意外な一面をユーモアたっぷりに紹介した『ざんねんないきもの事典』の第4弾目。累計350万部突破の大人気シリーズです。
第2位は上半期ベストセラー総合ランキングの第1位『一切なりゆき』。
発売から約7か月経った現在でも、安定した売れ行きを維持。樹木希林さんの関連書籍が続々と発売される中、ランキングの常連となっています。
第3位には池井戸潤さんの『ノーサイド・ゲーム』がランクイン。
前月の予想通り、月間ランキング上位に入ってきた本作。7月から放送しているTVドラマや、9月のラグビーワールドカップ日本開催と、話題も多く注目の作品です。
第4位には初登場、東野圭吾さんの新作『希望の糸』がランクイン。“家族”をテーマにした書き下ろし長編小説です。
閑静な住宅街で小さな喫茶店を営む女性が殺された。捜査線上に浮上した常連客だったひとりの男性。
災害で二人の子供を失った彼は、深い悩みを抱えていた。容疑者たちの複雑な運命に、若き刑事が挑む。ある殺人事件で絡み合う、容疑者そして若き刑事の苦悩。どうしたら、本当の家族になれるのだろうか。(講談社公式HP『希望の糸』より)
『希望の糸』の予告編ショートムービーが現在公開中。女優・木村なつみさん演じる萌奈と、吉増裕士さん演じる萌奈の父・行伸の様子が描かれています。
第7位には、絵本作家ヨシタケシンスケさんの『ころべばいいのに』がランクイン。
前作『このあとどうしちゃおう』で“死”をテーマに扱ったヨシタケさんが、本作で表現したのは“憎しみ”。
「イヤな気持ちって、自分じゃどうしようもない。そんなときはね……!」イライラ、もやもやしたらどうする? 子どもも大人も共感すること間違いなし! ヨシタケさんの考える、憎しみへの向かい方を示している素敵な絵本です。
ほんのひきだしではヨシタケさんのインタビューを公開しています。ヨシタケさんが“憎しみ”というテーマを選んだ理由や、『ころべばいいのに』を描くにあたって気をつけていたことなど読み応えある内容となっています。
以上が7月の月間総合ランキングです。
『もっとざんねんないきもの事典』や『希望の糸』などの話題作のほか、今回紹介はできませんでしたが、『かみさまにあいたい』や『魔女ののろいアメ』といった夏の課題図書もランキング入りしました。
次回はいったいどのような本がランキング入りするのでしょうか。ご期待ください!