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前回のランキングでは、阿部智里さんの『弥栄の烏』が第1位を獲得しました。
先週は塩田武士さんの『罪の声』や、荻原浩さんの『海の見える理髪店』など話題作が続々文庫化されました。
今回の結果はどうなっているのでしょうか。さっそく見ていきましょう!(※日販 オープンネットワークWIN調べ、括弧内は前回の順位との比較です)
今回は『罪の声』が首位を獲得! 昭和最大の未解決事件、グリコ・森永事件を題材とした連作短編集で、2020年には実写映画の公開が予定されています。
綿密な取材のもとリアリティたっぷりに描かれた本作は、2016年の「週刊文春ミステリーベスト10」で国内部門第1位を獲得するなど高い評価を得ました。
映画では、未解決事件の真相を追う新聞記者・阿久津英士を小栗旬さんが、知らないうちに事件に関わっていたことを知る男・曽根俊也を星野源さんが演じます。
第2位と第3位には、「日雇い浪人生活録」シリーズ第7弾『金の記憶』、『拵屋銀次郎半畳記 侠客』第5巻の人気時代小説2作品が初登場しています。
第155回直木賞を受賞した『海の見える理髪店』は、第8位にランクイン! 腕利きの主人が営む“伝説の床屋”を舞台とした表題作を含む短編集で、心温まる6つの物語が収録されています。
続いて第11位~第30位の注目作品をピックアップ!
第18位と第25位には、上田秀人さんの『奥羽越列藩同盟顛末 竜は動かず』上下巻が登場。下級藩士の出ながら米国へ渡り、国のために奔走した玉虫左太夫(たまむし・さだゆう)を描いた時代小説です。
第27位には、『老後の資金がありません』の著者・垣谷美雨さんによる『農ガール、農ライフ』がランクイン! 32歳で仕事と彼氏と家を一度に失った水沢久美子が、ひょんなことから農業に挑戦しさまざまな困難と対峙していく物語です。
第11位以降のランキング結果は以下の表をご覧ください。
・今売れている文庫ランキング(2019年5月6日~5月12日)
・2019年5月発売の文庫新刊ラインアップ(発売日順:16日~31日)