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前回のランキングでは『一切なりゆき』が第1位、『樹木希林 120の遺言』が第2位となりました。
樹木希林さん関連本の独走状態が続いている週間総合ランキング。
今回は4月9日(火)に発表された「2019年本屋大賞」の影響が出始めた直後のランキングとなりますが、結果はどうなっているのでしょうか?
本屋大賞を受賞した、瀬尾まいこさんの『そして、バトンは渡された』が首位を獲得しました!
本作は、5人の父と母のもとをバトン渡しのように転々とした、特殊な生い立ちを持つ主人公の半生を描いた“愛にあふれた物語”。
4月9日(火)の本屋大賞の発表後、「王様のブランチ」(TBS系)などTV番組での紹介もありさらに売上を伸ばしています。その売れ行きのペースは、昨年本屋大賞を受賞しベストセラーとなった、辻村深月さんの『かがみの孤城』と同等。
『一切なりゆき』が「2019年の年間ベストセラー」の最有力候補といわれていましたが、本作はその強力な対抗馬となりそうです。
▼『そして、バトンは渡された』日別売上(2019/3/17~4/15)
第2位には、欅坂46 渡邉理佐さんのファースト写真集『無口』がランクイン!
欅坂46の1期生で、グループ初の雑誌専属モデルとして「non-no」でモデルも務めている渡邉さん。撮影はアメリカ東海岸マイアミ、バハマのナッソーやエルーセラ島で行われました。
初版は13万部と「坂道シリーズ」のメンバーのファースト写真集としては過去最多の数字でしたが、予想以上の売れ行きに発売翌日には2万部の重版が決定。渡邉さんの人気ぶりがうかがえます。
第4位には、4月12日公開の映画「名探偵コナン 紺青の拳(こんじょうのフィスト)」ノベライズ本が入りました!
前作「ゼロの執行人」は最終的な興行収入が91.8億円。ノベライズも発売直後から週間ランキングトップ10をしばらくキープするなど大変話題となりました。
劇場版シリーズ23作目となる今回は、公開3日間の興行収入が18億円を超えるロケットスタートを記録。前作の興行収入を上回れるか要注目です。
伊坂幸太郎さんの最新刊『シーソーモンスター』は、第7位に入りました!
本作は、バブルに沸く昭和後期を舞台に嫁姑の対立を描いた『シーソーモンスター』と、2050年近未来の日本を舞台に、見えない敵との対立を描いた『スピンモンスター』の2篇が収録された一冊です。
「小説BOC」の文芸競作企画で、作品同士がつながる「螺旋プロジェクト」作品の単行本化第2弾でもあります。(※本プロジェクトの詳細は関連記事でご確認ください)
ちなみに朝井リョウさんの『死にがいを求めて生きているの』も「螺旋プロジェクト」作品のひとつ。また5月には薬丸岳さんの『蒼色(そうしょく)の大地』、天野純希さんの『もののふの国』が発売予定です。あわせて読んでみてはいかがでしょうか。
以上、今週の週間総合ランキングでした。次回もお楽しみに!