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9月25日(火)、日本出版販売株式会社(以下、日販)より『出版物販売額の実態 2018』が発行されました。
本書は1974年から毎年発行されている資料で、「出版物がどのような販売ルートをたどって読者のもとへ届いているのか」「また各販売ルートの販売額がどう推移しているか」を調査し、さらに「各都市における読者の出版物年間購入」を推定算出したもの。今回は2017年度の調査結果がまとめられています。
2017年度の出版物販売額は1,622,302百万円、前年比94.2%と減少が続いています。書店店舗数は10,226店で、前年より357店減少しました。また1書店当たりの販売額は100,234千円となり、前年より2,709千円減少。その一方で、1書店当たりの本坪数は83.7坪(0.7坪増)となりました。
また、人口1万人当たりの店舗数は0.82店で、3年連続の減少となっています。
書店ルートは前年比94.1%。1,024,990百万円で、64,452百万円の減少でした。
CVSルートは前年比84.8%の157,646百万円で、28,277百万円の減少。CVS総売上に占める出版物の扱い比率は、1.3%(前年より0.3ポイント減少)となっています。
インターネットルートは前年比108.6%の198,770百万円で、15,720百万円の増加となり、CVSルートとの逆転が起きました。
「タッチポイント別市場規模」における書店の販売額構成比(電子出版物・教科書などを含む)は50%を割りこみ、48.9%となりました。
書店に次いで構成比が高いのが電子出版物。11.6%と、昨年よりも1.6ポイント増加しています。
1人当たり購入額は、書店が8,186円(前年比94.4%)、次いで電子出版物が1,936円(前年比112.4%)でした。
なお、本レポートの詳細は『出版物販売額の実態 2018』に掲載されています。