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怒涛の写真集ラッシュ、そして白石麻衣さんのセカンド写真集『パスポート』が“今世紀最高に売れた写真集”となるなど、出版業界でも話題に事欠かない乃木坂46。
現在全国の書店では、メンバーが文庫本の表紙を飾る「乃木坂文庫」というフェアが開催されています。
「乃木坂文庫」は、創刊“46”周年を迎えた講談社文庫が乃木坂46とコラボレーションし、メンバーを一人ずつ46作品のカバーに起用するというもの。カバー袖には、切り取って使える特製しおりもついています。
そんな中、「乃木坂文庫」に関するある書店のツイートが話題になりました。
#乃木坂文庫 11/3までの当店ランキング
1位 幸福な食卓/表紙白石麻衣
1位 星に願いを/表紙西野七瀬
2位 夜中の薔薇/表紙堀未央奈
2位 家族写真/表紙齋藤飛鳥
2位 ブラフマンの埋葬/表紙久保史緒里
3位 三姉妹探偵団/表紙生田絵梨花
3位 霞町物語/表紙伊藤万理華 pic.twitter.com/OVocHwzHxc— 文教堂R412店 (@bunkyoudor412) 2017年11月3日
そう、店頭売上による人気ランキングです。
やはり人気順は、ファンにとって最大の関心事の一つ。しかしこのランキングについて、乃木坂ファンの間ではこんな声もあがっていました。
「同率の順位が多すぎるから、入荷数のランキングでしょ。1位と2位の差も数冊レベルだと思う」
「メンバーの人気もそうだけど、もともと人気のある本が有利だよね」
つまり、その本のもともとの人気度や書店店頭の入荷数に偏りがあり、1店舗の売上だけでは差がつきづらいため、“真の人気順”がわからないという反応です。
それならば!ということで、今回は全国約1,100店舗の売上から“真の人気メンバー”を選抜してみることにしました。
今回行なった「乃木坂文庫選抜」の選抜方法は以下の通りです。
① 書店店頭における「乃木坂文庫」の売上データを集計し、「売上冊数」「前月比」それぞれのランキングを作成。
② 「売上冊数」「前月比」の順位を平均し、その結果で「総合ランキング」を作成。“真の人気メンバー”を選抜する。
※「乃木坂文庫」売上実績の集計期間:2017年11月2日~19日
※前月比算出のための比較売上実績集計期間:2017年10月1日~19日
※日販 POS調べ
それではさっそく、売上冊数のランキングから。今年の代表曲「インフルエンサー」にならって、第21位まで発表します!
いかがでしょうか。見たところ、話題の投稿と大きな差はないようです。確かに『リバース』(カバー:星野みなみ)や『十角館の殺人』(カバー:伊藤理々杏)などは根強い人気を誇るタイトルですので、有利な面もあるかもしれません。
ちなみに第1位の『星に願いを』(カバー:西野七瀬)と第2位の『家族写真』(カバー:齋藤飛鳥)は、なんと市場消化率95%以上! 市場消化率95%とは、平たく言うと「100冊あった商品のうち95冊はもう売れていて、市場には5冊しか出回っていない」という状態を指しています。
書店店頭で見つけた方は、ただちにレジへ向かうことを強くおすすめします!!
続いては「前月比」のランキングです。それぞれの作品の売上を、前月同時期の売上と比較してみました。こちらも第21位まで公開します。
こちらは売上冊数とは打って変わって、波乱のランキングとなりました!
しかしながら、まず目につくのは西野七瀬さん。またもや堂々の首位獲得、そして前月比はまさかの「137250%」です。
思わず笑ってしまうような数字が出ました。僕が咄嗟に嘘をついたわけではありません……。
それに迫る数字を見せたのは、第2位の『東京DOLL』。カバーを担当したのは3期生の梅澤美波さんです。
こちらは前月比「136800%」。パーセンテージで「13万」という値を見ることは、きっとこの先ないと思います。なお驚異的な売上効果を見せた「乃木坂文庫」は、フェア全体の売上も前月比990%となっています。
また前月比のランキングには、売上冊数ランキングに登場していなかった2期生メンバーも4人ランクインしています。
1人目は、『尼僧とキューピッドの弓』のカバーを務めた鈴木絢音さん。飛行機からガンプラ制作まで多岐にわたる趣味をもつ彼女、当然読書も趣味の一つであり「皆様の日常生活に国語辞典を。」と実にハイソなおすすめをしてくださる筋金入りの才女です。
2人目は、今月14日にファースト写真集『どこにいるの?』が発売された新内眞衣さん。数ある作品の中からカバーを担当することになったのは、瀬戸内寂聴さんの『生きることは愛すること』でした。タイトルから“2推し感”を感じてしまうのは、気のせいでしょうか……。
3人目は、『嵐のピクニック』のカバー担当した山﨑玲奈さん。あざといSHOWROOMを繰り返すザキペディアさんは、なんと現役の慶應大学生です。得意の中国語で海外のファンも逃さない野心派アイドル! 鈴木絢音さんとのAtoZコンビで、見事ランクインを果たしました。
4人目は、『七緒のために』のカバーを担当した“2番目の微風”佐々木琴子さんです。一部の層からカルト的人気を誇る彼女、このようなランキングで選抜圏内に食い込んだのは、ファンの方々にとっても嬉しいことではないでしょうか。
さあ、ついにお待ちかねの「乃木坂文庫」選抜の発表です。