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第21回手塚治虫文化賞の各賞が発表され、くらもちふさこさんの『花に染む』が、年間のベスト作品に贈られる「マンガ大賞」に決定しました。
『花に染む』は、くらもちさんによる『駅から5分』のスピンオフ。
園城陽大、圓城雛、水野楼良といった面々を「宗我部花乃」という女子大生の視点から描いた作品で、すでに完結しており、単行本は全8巻で刊行されています。
また「落語をめぐる愛憎劇に、高座の巧みな描写を織り交ぜた表現が精神である」として、『昭和元禄落語心中』が「新生賞」に、涙する人とそれに寄り添う猫を描いた『夜廻り猫』が「短編賞」に決定。
さらに、40年にわたる連載が完結した『こちら葛飾区亀有公園前派出所』には特別賞が贈られることになりました。
贈呈式は5月31日(水)に、東京・築地の浜離宮朝日小ホールにて行われます。
・『クジラの子らは砂上に歌う』(梅田阿比/秋田書店)
・『ゴールデンカムイ』(野田サトル/集英社)
・『SAD GiRL』(高浜寛/リイド社)
・『昭和元禄落語心中』(雲田はるこ/講談社)
・『トクサツガガガ』(丹羽庭/小学館)
・『ど根性ガエルの娘』(大月悠祐子/白泉社)
・『花に染む』(くらもちふさこ/集英社)
・『レインマン』(星野之宣/小学館)
※作品名50音順、敬称略
杏(俳優)
桜庭一樹(作家)
里中満智子(漫画家)
中条省平(学習院大学フランス語圏文化学科教授)
中野晴行(漫画編集者)
南信長(漫画解説者)
みなもと太郎(漫画家・漫画研究家)
ヤマダトモコ(漫画研究者)
※50音順、敬称略
西村陽一(朝日新聞社常務取締役編集担当)
阿部毅(朝日新聞東京本社文化くらし報道部長)
http://www.asahi.com/shimbun/award/tezuka/