'); }else{ document.write(''); } //-->
日本文学振興会より6月19日、第153回芥川賞・直木賞候補作が発表された。受賞を決める選考会は、7月16日(木)17時より東京・築地の「新喜楽」にて行われる。
内村 薫風 「MとΣ」(「新潮」3月号掲載)
島本 理生 「夏の裁断」(「文學界」6月号掲載)
芥川賞候補ノミネートは「リトル・バイ・リトル」(第128回)「生まれる森」(第130回)「大きな熊が来る前に、おやすみ。」(第135回)に続いて4度目となる。
主な作品
高橋 弘希 「朝顔の日」(「新潮」6月号掲載)
前回(第152回)芥川賞候補作に「指の骨」がノミネートされた。
主な作品
滝口 悠生 「ジミ・ヘンドリクス・エクスペリエンス」(「新潮」5月号掲載)
主な作品
羽田 圭介「スクラップ・アンド・ビルド」(「文學界」3月号掲載)
主な作品
又吉 直樹 「火花」(「文學界」2月号掲載)
主な作品
贈呈式は8月下旬に都内にて行われる予定。
なお前回(第152回)受賞作は小野正嗣『九年前の祈り』。
また、候補作品は下記の通り。
上田岳弘『惑星』(新潮8月号)
小野正嗣『九年前の祈り』(群像9月号)
小谷野 敦『ヌエのいた家』(文學界9月号)
高尾長良『影媛(かげひめ)』(新潮12月号)
高橋弘希『指の骨』(新潮11月号)
芥川賞は、直木賞と同じく日本文学振興会が昭和10年に制定。新聞・雑誌(同人雑誌を含む)に発表された純文学短編作品のうち最も優秀なものに贈られ(応募方式ではない)、主に無名もしくは新進の作家を対象としている。授賞は上半期・下半期の年2回。選考委員は、小川洋子・奥泉光・川上弘美・島田雅彦・高樹のぶ子・堀江敏幸・宮本輝・村上龍・山田詠美の各氏となっている。
あわせて読みたい
娯楽性が評される文学賞 第153回直木賞候補作は6名