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佐伯泰英さんの「吉原裏同心」シリーズ第38作『一人二役』が初登場で第1位となりました。「吉原裏同心」シリーズは、剣の腕を買われて吉原の用心棒となった神守幹次郎の活躍を描く時代小説。駆け落ちして妻となった幼馴染の汀女とともに、吉原に起こるさまざまな事件を解決していきます。
長く廓の用心棒であった神守幹次郎が吉原を率いる八代目頭取四郎兵衛に就任、御免色里の大改革が始まった。会所を救う驚くべき「金策」に始まり、大胆な改革を行う新頭取への嫌がらせや邪魔が続く中、切見世を何軒も手中に収めた主夫妻が無残にも殺される。背後に控える悪党の狙いとは。新体制で一人二役を務める大忙しの幹次郎は、荒波を乗り越えられるか?
(光文社公式サイト『吉原裏同心(38)一人二役』より)
第2位は『ソードアート・オンライン』の第27作『ユナイタル・リングVI』、第3位は小川糸さんの『ライオンのおやつ』でした。『ライオンのおやつ』は「2020年本屋大賞」で第2位となった作品で、2021年にはNHK BSプレミアムにてTVドラマ化もされました。
第162回直木賞候補作になった警察小説『背中の蜘蛛』が第7位に初登場しました。帯に「秒で、犯人が見つかる――」とある通り、テクノロジーとプライバシーがせめぎ合う現代社会における刑事たちの苦悩と覚悟が描かれている作品です。
東京・池袋で男の刺殺体が発見された。警視庁池袋署刑事課長の本宮は、捜査の過程で捜査一課長からある密旨を受ける。その約半年後、東京・新木場で爆殺傷事件が起きる。やがて容疑者が浮上するが、捜査に携わる警視庁組織犯罪対策部の植木は、その流れに違和感を抱く。そしてまた、管理官となった本宮も違和感を覚えていた。捜査の裏に、いったい何があったのか——。
高度化する情報社会における警察捜査を重厚に描いた警察小説。(双葉社公式サイト『背中の蜘蛛』より)
※日販 調べ。
※トップ10のみ前回との順位比較を記載。★印は集計期間中(2022年10月10日~10月16日)に発売された新刊です。
『ソードアート・オンライン』の最新作『ユナイタル・リングVI』が第1位に初登場|週間文庫ランキング(2022年10月11日調べ)