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7月から放送されているオリジナルTVアニメ「リコリス・リコイル」の日常的な非日常を描いた『リコリス・リコイル Ordinary days』が第1位でした。
前週の本屋で今検索されている本ランキング(2022年9月7日~9月13日)でも第1位を獲得し、品切れ店が続出している注目度が高い作品です。
「リコリス・リコイル」は、犯罪を未然に防ぐ秘密組織「DA(Direct Attack)」のエージェントである少女たち「リコリス」を中心とした物語。歴代最強のリコリスと称されるエリート・錦木千束、優秀だけどワケありリコリス・井ノ上たきなが働く喫茶「リコリコ」もその支部のひとつで、物語の中心となります。
『リコリス・リコイル Ordinary days』は、ストーリー原案を担当するアサウラさんが自らスピンオフ小説化したもので、TVアニメでは描かれることがなかった看板娘たちのありふれた“非日常”が描かれています。
実写映画が9月16日(金)に公開された『沈黙のパレード』が第2位にランクアップしました。「ガリレオ」シリーズの映画第3弾で、天才物理学者・湯川学を福山雅治さん、警視庁捜査一課の刑事・内海薫を柴咲コウさん、湯川の大学時代の同期の刑事・草薙俊平を北村一輝さんが演じます。
静岡のゴミ屋敷の焼け跡から、3年前に東京で失踪した若い女性の遺体が見つかった。逮捕されたのは、23年前の少女殺害事件で草薙が逮捕し、無罪となった男。だが今回も証拠不十分で釈放されてしまう。町のパレード当日、その男が殺された――
容疑者は女性を愛した普通の人々。彼らの“沈黙”に、天才物理学者・湯川が挑む!
(文藝春秋公式サイト『沈黙のパレード』より)
第4位には、赤川次郎さんの『セピア色の回想録 杉原爽香49歳の春』が初登場しました。
“登場人物が読者と共に年齢を重ねる”というコンセプトで書かれている「杉原爽香シリーズ」の最新作で、1988年に発売された『若草色のポシェット』では15歳だった主人公の杉原爽香も、本作では49歳となっています。
大富豪・三田村朋哉は、孫娘の奈美に、遺産を渡したい人物として杉原爽香の名前を挙げる。以前、助けられたことがあるらしいが、爽香にはさっぱり覚えがない。一方、娘の珠実は中学一年に。放課後に担任・里谷美穂の手伝いをしたおり、コピー機に置き忘れられた書類に気付き、里谷に預ける。だがその夜、里谷から不可解な内容のメールが届き、彼女は襲われてしまう。
(光文社公式サイト『セピア色の回想録 杉原爽香49歳の春』より)
※日販 オープンネットワークWIN調べ。
※トップ10のみ前回との順位比較を記載。★印は集計期間中(2022年9月12日~9月18日)に発売された新刊です。
辻村深月の恋愛ミステリ『傲慢と善良』や、菅田将暉主演映画原作『百花』がランクイン|週間文庫ランキング(2022年9月13日調べ)