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第1位は髙田郁さんの『あきない世傳 金と銀(13)』、第2位は上田秀人さんの『内憂 惣目付臨検仕る(4)』と、人気時代小説シリーズがそれぞれ初登場しました。
第4位には、WOWOWで連続TVドラマ化が決定した湊かなえさんの『落日』がランクイン。着想となったキーワードは「裁判」と「映画」で、作家生活10周年の節目の作品として書き下ろされたミステリー長篇です。
わたしがまだ時折、自殺願望に取り付かれていた頃、サラちゃんは殺された──新人脚本家の甲斐千尋は、新進気鋭の映画監督長谷部香から、新作の相談を受けた。十五年前、引きこもりの男性が高校生の妹を自宅で刺殺後、放火して両親も死に至らしめた『笹塚町一家殺害事件』。笹塚町は千尋の生まれ故郷でもあった。香はこの事件を何故撮りたいのか。千尋はどう向き合うのか。そこには隠された驚愕の「真実」があった……令和最高の衝撃&感動の長篇ミステリー。
(角川春樹事務所公式サイト『落日』より)
そのほかの新刊では、第7位に今村昌弘さんの「屍人荘の殺人」シリーズ第2弾『魔眼の匣の殺人』が初登場しました。今村さんはデビュー作『屍人荘の殺人』で、「このミステリーがすごい!」をはじめとする主要ミステリランキングで第1位を獲得。今作では、死の予言とミステリの組み合わせに挑み、2019年に単行本が発売された際には、さまざまなミステリランキングでベスト3にランクインしました。
「あと二日のうちに、この地で四人死ぬ」人里離れた施設に暮らし、予言者と恐れられる老女は、その日訪ねた葉村譲と剣崎比留子ら九人に告げた。直後、彼らと外界を結ぶ唯一の橋が燃え落ちて脱出不可能に。予言通りに一人が命を落とし、さらに客の女子高生が予知能力者と判明して慄然とする葉村たち。残り48時間、死の予言は成就するのか。
(東京創元社公式サイト『魔眼の匣の殺人』より)
※日販 オープンネットワークWIN調べ。
※トップ10のみ前回との順位比較を記載。★印は集計期間中(2022年8月8日~8月14日)に発売された新刊です。
「新・酔いどれ小籐次」シリーズ完結作『御留山』や、有川ひろの“お仕事&ベタ甘ラブコメ”『イマジン?』が初登場|週間文庫ランキング(2022年8月9日調べ)