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  • 第167回芥川賞は高瀬隼子さんの「おいしいごはんが食べられますように」、直木賞は窪美澄さんの『夜に星を放つ』が受賞!

    2022年07月20日
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    ほんのひきだし編集部
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    日本文学振興会は7月20日(水)、第167回芥川龍之介賞・直木三十五賞の選考会を東京・築地「新喜楽」で開き、芥川賞に高瀬隼子さんの「おいしいごはんが食べられますように」(群像1月号)、直木賞に窪美澄さんの『夜に星を放つ』(文藝春秋)をそれぞれ選出しました。

    なお芥川賞受賞作は、8月10日(水)発売の「文藝春秋」9月号に全文と選評を掲載。直木賞受賞作は、8月22日(月)発売の「オール讀物」9・10月合併号に作品の一部と選評が掲載されます。

     

    芥川賞

    高瀬隼子「おいしいごはんが食べられますように」(ノミネート2回目)

    たかせ・じゅんこ。1988年生まれ。愛媛県新居浜市生まれ。立命館大学文学部卒。2019年「犬のかたちをしているもの」で第43回すばる文学賞を受賞しデビュー。

    おいしいごはんが食べられますように
    著者:高瀬隼子
    発売日:2022年03月
    発行所:講談社
    価格:1,540円(税込)
    ISBNコード:9784065274095

    「二谷さん、わたしと一緒に、芦川さんにいじわるしませんか」
    心をざわつかせる、仕事+食べもの+恋愛小説。

    職場でそこそこうまくやっている二谷と、皆が守りたくなる存在で料理上手な芦川と、仕事ができてがんばり屋の押尾。
    ままならない人間関係を、食べものを通して描く傑作。

    (講談社公式サイト『おいしいごはんが食べられますように』より)

    <主な作品>
    『犬のかたちをしているもの』(集英社)
    「いい子のあくび」(2020年すばる5月号)
    『水たまりで息をする』(集英社)=第165回芥川賞候補
    『おいしいごはんが食べられますように』(講談社)

    第167回芥川龍之介賞候補作品(くわしくはこちら
    ・小砂川チト「家庭用安心坑夫」(群像6月号)
    ・鈴木涼美「ギフテッド」(文學界6月号)
    ・高瀬隼子「おいしいごはんが食べられますように」(群像1月号)
    ・年森瑛「N/A」(文學界5月号)
    ・山下紘加「あくてえ」(文藝夏季号)

     

    直木賞

    窪美澄『夜に星を放つ』(ノミネート3回目)

    くぼ・みすみ。1965年東京都稲城市生まれ。フリーの編集ライターを経て、2019年「ミクマリ」で第8回女による女のためのR-18文学賞大賞を受賞しデビュー。2011年受賞作を収録した『ふがいない僕は空を見た』で第24回山本周五郎賞を受賞。同作は本屋大賞第2位、本の雑誌が選ぶ2010年度ベスト10第1位となる。

    夜に星を放つ
    著者:窪美澄
    発売日:2022年05月
    発行所:文藝春秋
    価格:1,540円(税込)
    ISBNコード:9784163915418

    かけがえのない人間関係を失い傷ついた者たちが、再び誰かと心を通わせることができるのかを問いかける短編集。

    コロナ禍のさなか、婚活アプリで出会った恋人との関係、30歳を前に早世した双子の妹の彼氏との交流を通して、人が人と別れることの哀しみを描く「真夜中のアボカド」。学校でいじめを受けている女子中学生と亡くなった母親の幽霊との奇妙な同居生活を描く「真珠星スピカ」、父の再婚相手との微妙な溝を埋められない小学生の寄る辺なさを描く「星の随に」など、人の心の揺らぎが輝きを放つ五編。

    (文藝春秋公式サイト『夜に星を放つ』より)

    <主な作品>
    『ふがいない僕は空を見た』(新潮社)
    『晴天の迷いクジラ』(新潮社)
    『クラウドクラスターを愛する方法』(朝日新聞出版)
    『アニバーサリー』(新潮社)
    『雨のなまえ』(光文社)
    『よるのふくらみ』(新潮社)
    『水やりはいつも深夜だけど』(KADOKAWA)
    『さよなら、ニルヴァーナ』(文藝春秋)
    『アカガミ』(河出書房新社)
    『すみなれたからだで』(河出書房新社)
    『やめるときも、すこやかなるときも』(集英社)
    『じっと手を見る』(幻冬舎)=第159回直木賞候補
    『トリニティ』(新潮社)=第161回直木賞候補
    『いるいないみらい』(KADOKAWA)
    『たおやかに輪をえがいて』(中央公論新社)
    『私は女になりたい』(講談社)
    『ははのれんあい』(KADOKAWA)
    『朔が満ちる』(朝日新聞出版)
    『朱より赤く 高岡智照尼の生涯』(小学館)

    第167回直木三十五賞候補作品(くわしくはこちら
    ・河﨑秋子『絞め殺しの樹』(小学館)
    ・窪美澄『夜に星を放つ』(文藝春秋)
    ・呉勝浩『爆弾』(講談社)
    ・永井紗耶子『女人入限』(中央公論新社)
    ・深緑野分『スタッフロール』(文藝春秋)

     

    前回(第166回)の受賞作

    第166回芥川賞は砂川文次さんの「ブラックボックス」、直木賞は今村翔吾さんと米澤穂信さんがW受賞!

     

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