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  • 第167回直木賞候補5作が発表、2名が初ノミネート

    2022年06月17日
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    ほんのひきだし編集部
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    6月17日(金)、日本文学振興会より第167回直木三十五賞の候補作が発表されました。

     

    第167回直木三十五賞候補作品

    ・河﨑秋子『絞め殺しの樹』(小学館)
    ・窪美澄『夜に星を放つ』(文藝春秋)
    ・呉勝浩『爆弾』(講談社)
    ・永井紗耶子『女人入限』(中央公論新社)
    ・深緑野分『スタッフロール』(文藝春秋)

    ノミネートされた5名のうち、河﨑秋子さん、永井紗耶子さんが初の候補入り、窪美澄さん、呉勝浩さん、深緑野分さんは3度目の候補入りとなりました。

    選考会は、7月20日(水)に築地「新喜楽」にて開催。贈呈式は、8月下旬に都内で行われます。

    また受賞作は、8月22日(月)発売の「オール讀物」9・10月合併号に作品の一部と選評を掲載。芥川賞受賞作は、8月10日(水)発売の「文藝春秋」9月号に全文と選評が掲載されます。

     

    河﨑秋子『絞め殺しの樹』(初)

    かわさき・あきこ。1979年北海道別海町生まれ。北海学園大学経済学部卒業後、ニュージーランドで1年間緬羊飼育を学ぶ。帰国後、酪農を営む実家で従業員と羊飼いをしながら小説執筆を開始。2012年「東陬遺事(とうすういじ)」で第46回北海道新聞文学賞(創作・評論部門)、2014年『颶風の王(ぐふうのおう)』で三浦綾子文学賞、2016年同作でJRA賞馬事文化賞、2019年『肉弾』で第21回大藪春彦賞を受賞。同年十勝管内に転居し、以後は執筆に専念。2020年『土に贖う』で第39回新田次郎文学賞を受賞。

    絞め殺しの樹
    著者:河﨑秋子
    発売日:2021年12月
    発行所:小学館
    価格:2,200円(税込)
    ISBNコード:9784093866262

    <主な作品>
    『颶風の王』(KADOKAWA)
    『肉弾』(KADOKAWA)
    『土に贖う』(集英社)
    『鳩護』(徳間書店)
    『鯨の岬』(集英社)

     

    窪美澄『夜に星を放つ』(3回目)

    くぼ・みすみ。1965年東京都稲城市生まれ。フリーの編集ライターを経て、2019年「ミクマリ」で第8回女による女のためのR-18文学賞大賞を受賞しデビュ。2011年受賞作を収録した『ふがいない僕は空を見た』で第24回山本周五郎賞を受賞。同作は本屋大賞第2位、本の雑誌が選ぶ2010年度ベスト10第1位となる

    夜に星を放つ
    著者:窪美澄
    発売日:2022年05月
    発行所:文藝春秋
    価格:1,540円(税込)
    ISBNコード:9784163915418

    <主な作品>
    『ふがいない僕は空を見た』(新潮社)
    『晴天の迷いクジラ』(新潮社)
    『クラウドクラスターを愛する方法』(日新聞出版)
    アニバーサー』(新潮社)
    『雨のなまえ』(文社)
    『よるのふくらみ』(新潮社)
    『水やりはいつも深夜だけど』(KADOKAWA)
    『さよなら、ニヴァーナ』(文藝春秋)
    『アカガミ』(河出書房新社)
    『すみなれたからだで
    』(河出書房新社)
    やめるときも、すこやかなるときも』(集英社)
    『じっと手を見る』(幻冬舎)=第159回直木賞候補
    『トリニティ』(新潮社)=第161回直木賞候補
    いるいないみらい』(KADOKAWA)
    『たおやかに輪
    をえがいて』(中央公論新社)
    『私は女になり
    い』(講談社)
    『ははのれんあい』(
    KADOKAWA)
    『朔が満ちる』(朝日新聞出版)
    『朱より赤く 高岡智照尼の生涯』(学館)

     

    呉勝浩『爆弾』(3回目)

    ご・かつひろ。1981年青森県八戸市生まれ。大阪芸術大学卒。2015年『道徳の時間』で第61回江戸川乱歩賞を受賞。

    爆弾
    著者:呉勝浩
    発売日:2022年04月
    発行所:講談社
    価格:1,980円(税込)
    ISBNコード:9784065273470

    <主な作品>
    道徳の時間』(談社)
    『白い衝動』(講談社)
    『ライオン・ブルー』(KADOKAWA)
    スワン』(KADOKAWA)=第162回直木賞候補
    『おれたちの歌をうたえ』(文藝春秋)=第165回直木賞候補 

     

    永井紗耶子『女人入限』(初)

    ながい・さやこ。1977年生まれ。神奈川県横浜市出身。慶應義塾大学文学部卒。2010年『絡繰り心中』第11回小学館文説賞を受賞し、デビュー(単行本は『の手本となりに けり』と改題し同年小学館刊)。

    女人入眼
    著者:永井紗耶子
    発売日:2022年04月
    発行所:中央公論新社
    価格:1,870円(税込)
    ISBNコード:9784120055225

    <主な作品>
    『恋の手本となりにけり』(小学館)、『絡繰り心中 部屋住み遠山金四郎』と改題の上、小学文庫刊
    『旅立ち寿
    ぎ申し候』(学館)、『福を届けよ 日本橋紙問商い心得』と改題の上、小学館文庫刊
    『帝東京華族少女』(幻冬舎文庫)、のち加筆修正の上『華に影 嬢は帝都に謎を追う』と改題し双葉文
    『広
    岡浅子とう生き方』(洋泉社)
    『横濱
    王』(小学館)
    『大奥づとめ』(潮社)、『大奥づとめ よろずつとめ申し候』と改題し新潮文庫刊
    『商
    狼 江人杉本茂十』(新潮社)

     

    深緑野分『スタッフロール』(3回目)

    ふかみどり・のわき。1983年生まれ。神奈川県厚木市出身。神奈川県立海老名高等学校卒。2010年「オーブランの少女」で第7回ミステリーズ!人賞佳作に入選。2013年、同作品を収録し 『オーブランの少女』でデビュー。

    スタッフロール
    著者:深緑野分
    発売日:2022年04月
    発行所:文藝春秋
    価格:1,870円(税込)
    ISBNコード:9784163915180

    <主な作品>
    『オーブランの少女』(東京創元社)
    『戦場のコックたち』(東京
    元社)=第154回直木賞候補
    『ベルリンは晴れているか』(書房)=第160回直木賞候補
    『この本を盗む者は』(KADOKAWA)

     

    優秀な「短編・長編の大衆文芸作品」に贈られる直木賞

    直木賞は、芥川賞と同じく日本文学振興会が昭和10年に制定。 新聞・雑誌(同人雑誌を含む)あるいは単行本として発表された短編および長編の大衆文芸作品のうち、最も優秀なものに贈られ(応募方式ではない)、無名・新進・中堅作家が対象となっている。授賞は上半期・下半期の年2回。

    選考委員は、浅田次郎・伊集院静・角田光代・北方謙三・桐野夏生・髙村薫・林真理子・三浦しをん・宮部みゆきの各氏。

    ※ 芥川賞候補作はこちら



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