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佐伯泰英さんの「吉原裏同心」シリーズ第37作『独り立ち』が初登場で第1位となりました。
「吉原裏同心」シリーズは、剣の腕を買われて吉原の用心棒となった神守幹次郎の活躍を描く時代小説。駆け落ちして妻となった幼馴染の汀女とともに、吉原に起こるさまざまな事件を解決していきます。
あらすじ
端午の節句のその日、大門前に立った男女。
一年余の京での修業を終え、吉原に戻った神守幹次郎と加門麻であった。
再会を喜び合う吉原の面々だったが、長い闘いで吉原が失ったものは大きかった。
幹次郎は会所を率い、吉原を再生させることを誓う。
そんな中、廓で小さな騒ぎが。
やがてそれが幕閣を巻き込む大騒動へと発展していく。
新しく始まる吉原の運命やいかに。(光文社 佐伯泰英特設ページ『吉原裏同心(37)独り立ち』より)
なお、本シリーズは4月から「吉原裏同心 決定版」として発売されることが決定しています。シリーズ第1巻『流離』から第35巻『祇園会』まで、大幅な加筆修正を加えて、毎月2冊ずつ発売されます。
小松菜奈さんと坂口健太郎さんがダブル主演する実写映画が公開中の『余命10年』が、第2位となりました。映画は観客動員数が120万人、興行収入は15億円を超える大ヒットとなっています。
映画のヒットで原作も売上を伸ばし、累計発行部数は80万部を突破しました。
あらすじ
20歳の茉莉は、数万人に一人という不治の病にかかり、余命が10年であることを知る。笑顔でいなければ周りが追いつめられる。何かをはじめても志半ばで諦めなくてはならない。未来に対する諦めから死への恐怖は薄れ、淡々とした日々を過ごしていく。そして、何となくはじめた趣味に情熱を注ぎ、恋はしないと心に決める茉莉だったが……。刊行後またたく間に10万部を突破し、SNSを中心にさらなる感動の輪を広げた涙より切ないラブストーリー。(文芸社『余命10年』特設サイトより)
第3位は、5月13日(金)に実写映画が公開される『流浪の月』でした。
元誘拐犯と、その被害女児を巡る物語で、映画では広瀬すずさんと松坂桃李さんがダブル主演を務めます。
あらすじ
最初にお父さんがいなくなって、次にお母さんもいなくなって、わたしの幸福な日々は終わりを告げた。すこしずつ心が死んでいくわたしに居場所をくれたのが文だった。それがどのような結末を迎えるかも知らないままに――。だから十五年の時を経て彼と再会を果たし、わたしは再び願った。この願いを、きっと誰もが認めないだろう。周囲のひとびとの善意を打ち捨て、あるいは大切なひとさえも傷付けることになるかもしれない。それでも文、わたしはあなたのそばにいたい――。
(東京創元社公式サイト『流浪の月』より)
凪良ゆうさんのインタビューはこちら
・漫画家志望から本屋大賞作家へ 凪良ゆうに聞く、創作のルーツといま思うこと担当編集者による作品解説も公開中!
・『流浪の月』は「人間の関係」に向き合い続けた“BL”出身の作家が描く珠玉の傑作
_映画『#流浪の月 🌙』_
本予告映像解禁✨
______________________ひと夏の出来事。偶然の再会。消せない過去。
ふたりだけの真実とはー #広瀬すず #松坂桃李 #横浜流星 #多部未華子#李相日監督 🍨 pic.twitter.com/lk082IOwOf— 映画『流浪の月』5/13公開🌙 (@rurounotsuki) March 21, 2022
※日販 オープンネットワークWIN調べ。
※トップ10のみ前回との順位比較を記載。★印は集計期間中(2022年3月14日~3月20日)に発売された新刊です。
・小松菜奈×坂口健太郎ダブル主演の映画が好調な『余命10年』が首位を獲得|週間文庫ランキング(2022年3月15日調べ)